2008年5月20日 (火)

どこでもマイフロア

帰宅途中で横断歩道を渡る。旧街道なので道は狭いのだがそれでも交通量は多く、夜ともなると車やバイクがけっこうなスピードですっ飛んで来る。

今夜は私の前を若い女の子がケータイから目を離すことなく歩いていた。彼女は横断歩道に近づいてもまったく左右を見ないまま道路を渡り始めた。左右から車が走って来た。私は慌てて歩行者用ボタンを押した。幸いすぐに信号は赤に変わり車は停車。その間彼女はケータイからまったく目を離すことなく俯いたまま道路を渡って行った。おいおい危ないよお。もう危険探知能力が欠落してるのかね…この類いの話をしていたら同僚が言った。

「若い子だって危険探知能力は持ってますよ…ただそのレーダーの感度は自分たちの好悪に及ぶレベルが最優先なんですよね…あのオヤジ、キモイからヤダとか、あいつウザイから近づかないとか、そういうことなんですよ…自分の心地よい時間や空間を侵すモノに対してはすごく敏感なんですよねー」

ふーん、そういうものかもしれないなあ…若い頃ってそうかもしれない。でも今夜のあの子は絶対違うなあ。目の前で人が車にはねられるのは見たくないけど、ケータイとデジタルヘッドフォンステレオで完全武装したヤツらがウジャウジャ歩いているのを見ていると、いちいち気にしてなんかいられないなあ。ふう、くたびれたっ、と…

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2008年5月19日 (月)

明日は大荒れ

昨日はいろいろとヤボ用があって出かけていたのでくたびれてしまった。ラーメン食べて帰宅して珈琲をすすり乍ら「特急きらきらうえつ号」運転室展望映像DVDを観る。

「特急きらきらうえつ号」というのは新潟から城下町の村上、鶴岡を経て酒田まで行く特急列車、いつか乗ってみたいと思っている特急列車なのである。今日は新潟駅を出発して白新線を下り新発田を通過してから羽越本線に入り村上駅に到着したところまで観た。こんどは村上から笹川流れを通って酒田へ到着するところまで観よう。

いやあそれにしても面白い面白い。羽越本線は単線と複線が目まぐるしく交錯するので実に面白いのである。といっても興味のない人にはナンダカワカンナイですね、ハイ(笑)

明日は朝から大荒れの天気だそうな。出勤したくないなあ…


いまいち意味不明の東急大井町線急行電車
フォルムはかっこいいんだけどねー(笑)
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2008年3月22日 (土)

今日の「常識」

ビルの上から「常識とは何か」と問われても何も答えられない。
それにしても存在じたいが藝術なんだよなあ…岡本太郎。


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2008年3月20日 (木)

それでも地球は回っている

午後から用事があって都内へ出かけた。用事を済ませてから、ふらりと地下鉄に乗って日比谷線の霞ヶ関駅で降りてみる。

1995年の今日、日本を騒がせていた新宗教の教徒が撒いた劇薬のせいで多くの人が傷つき亡くなった。あの日、私の職場のアルバイトの学生が「父が日比谷線で通勤しているので心配です…」と家に電話していたことを思い出した。

寒の戻りか、冷たい雨と北風の吹く春分の日。霞ヶ関駅のホームにはサラリーマンやOLの姿は少なく、嬌声をあげる若者とゲームボーイに興じる中学生がちらほら。

奇妙に乾いた熱狂の世紀末から夢の21世紀へと時代は移り変わった。地下鉄に劇薬が撒かれても、大地震が起こっても、餃子に農薬が混入されても、西藏で僧侶が殺されても、それでもいまのところ地球は回っている。


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2008年2月19日 (火)

考えてるねー

週末に【オールナイトニッポン40時間スペシャル】が放送されるとのこと。気になるパーソナリティだが、ニュースによればこのようになっている。

23日(土)
13時 ビートたけし
15時 あのねのね
17時 松任谷由実
19時 松山千春
21時 ゆず
23時 福山雅治
25時 ナインティナイン
27時 メール紹介

24日(日)
 5時 南こうせつ
 7時 イルカ
 9時 三宅裕司
11時 笑福亭鶴光
13時 タモリ
15時 吉田拓郎
17時 所ジョージ
19時 メール紹介
20時 小泉今日子
22時 ウッチャンナンチャン
24時 メール紹介
25時 aiko
27時 エンディング・名場面集

まずはアンニュイな昼下がり、私たち世代のヒーロー、ビートたけしから始まるとは、この三国一の幸せもの! コマネチ! アンドリアノフ!

あのねのねでつないで、夕方はユーミン〜千春が台所の奥様たちのハートを釘付けだ。このころになると四十代〜五十代は風呂に入ったり寝たりするので、三十代向けにゆず〜福山雅治〜ナインティナインか。

翌日は朝早くからこうせつのおいちゃんにイルカの母さんと来たか。朝早そうだし…お昼をはさんで三宅裕司〜笑福亭鶴光〜タモリってのもなあ…まあみんなお年だしね。タモさん何をやってくれるんだろう。「ソバヤ」とか「東天紅」とか「つぎはぎニュース」とか…やらないだろうなあ。「ソバヤ」くらいやってくれないかなあ。This is TAMORI show!

ティータイムには全国のオジサンたちが70年代のスター吉田拓郎に酔いしれ、80年代のスター、所ジョージ〜小泉今日子〜ウッチャンナンチャンと続く。四十代はお家でゆっくりラジオを聴き、三十代は街へお出かけなのかもね。

ラストの aiko という人、私はまったく知りませんが、四十代は明日に備えてすでに寝ているのでだいじょうぶ。

練りに練られた番組編成です。さすが。

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2008年2月 3日 (日)

ウェブ環境なんとか移行完了?

先月の中頃に、長年使っていた Macintosh PowerBook G4 が逝ってしまった。そろそろ更新時期かなあと思っていた矢先…しょうがないから生協のパソコン通のお姐さんに相談し、最新のMacBookを購入した。

まずはMacBookをセットアップし、それから旧機から取り出したHDDをUSBでつないでデータ移行。Outlookもバージョンが古くて使えない。どうしようかと考えたのだが、もともと持っていたニフティメールを使うことにした。これでいいじゃん。

いまのところネットもメールも使えるようになっている。変なところで設定漏れがあるかもしれないが、めんどうくさいから無視。何か発生したら対処するという、我ながら出たとこ勝負人生まっしぐらだ(笑)

それにしても最新の MacBook ときたら処理は速い、画面は綺麗、便利な機能満載と、いやはやなんともである。

正月に乗ったJR只見線キハ40系がうまくアップされているかな?

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雪は降る

早暁より雪紛紛。
自宅パソコン臨終のため暫しブログの更新あたわず携帯にて書き込み。今日は新しいMacBookの設定をしなくては……嗚呼めんどくさい(笑)

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2007年12月25日 (火)

クリスマスだというのに

休日出勤をしたので今日は代休。しかしまあよく働くなあ、と自分でも感心する…しかない(苦笑) 近所の病院へ薬を貰いに行くがけっこう待たされると思ったので、待合室で持参した堀江敏幸『めぐらし屋』(毎日新聞社)を読む。いやあ堀江敏幸の小説は心にしみるなあ。

夕方から渋谷へ出てブックファーストへ。東急Bunkamuraの近くにあった巨大店鋪から撤退してしまったのだが、地下鉄半蔵門線の出口…かつて旭屋書店があったところに移転していた。当然乍ら規模は小さくなってしまったが、それでもせいいっぱいの品揃えなのだろうなあ。

ブックファーストを初めに書店をハシゴして、笙野頼子『笙野頼子三冠小説集』(河出文庫)、川崎長太郎『抹香町』『もぐら随筆』(講談社文芸文庫)、田山花袋『温泉めぐり』(岩波文庫)、半藤一利『決定版 日本のいちばん長い日』(文春文庫)、唐沢俊一・岡田斗司夫『オタク論』(創出版)、畠山珠美他『図書館の再出発〜ICU図書館の15年』(大学教育出版)、松浦寿輝『半島』(文春文庫)、小島信夫『アメリカン・スクール』(新潮文庫)、高橋源一郎『優雅で感傷的な日本野球』(河出文庫)、中島京子『FUTON』(講談社文庫)、日下三蔵『日本SF全集・総解説』(早川書房)、伊集院光『の、はなし』(宝島社)を購う。読んだことがあるものも、たぶん家にあるものも混じっているが、何処にあるのかわからないので探す手間を考えたら買ったほうが早いのである。まったくしょうがない(苦笑)

そのままHMVまで戻り、ジャズとロックとブルースのCDを購う。
『BILLIE HOLIDAY / JAZZ AT THE PHILHARMONIC』
『THELONIOUS MONK / GENIUS OF MODERN MUSIC VOL.1』
『SHEILA / SHEILA JORDAN & ARILD ANDERSEN』
『RY COODER / BOOMER'S STORY』
『RY COODER / BORDERLINE』
『ROBERT JOHNSON / KING OF THE DELTA BLUES SINGERS』

ビリー・ホリディ(vo)のCDは私が高校1年生の冬、隣町のレコード店で買った懐かしい懐かしい思い出のアルバムだ。そのときのLP版を今でも持っている。バック・クレイトン、ハワード・マギー(tp)、レスター・ヤング、コールマン・ホーキンス(ts)といった錚々たるメンバーによる、前半が1945〜47年、後半が1957〜58年のライブ録音。
セロニアス・モンク(p)のブルーノート盤も高校生の頃にLPで買ったのだが、しかしよくもまあ田舎の高校生が、こんなモダンジャズを喜んで聴いていたものだ。なんだか恥ずかしい…。
超がつく個性派歌手シェイラ・ジョーダンのアルバムは、大学生のときに中古盤で見つけて愛聴していたもの。北欧の名手アリルド・アンデルセンの深くて暖かいベースとのデュエット。ヴォイスとベースのデュエットとは思えないくらいの表現力に驚嘆。
ライ・クーダーの2枚も私の大好きなアルバム。いや、ライ・クーダーは私のモストフェイバリットミュージシャンなのですべて好き。それにしてもジム・ケルトナー(ds)は最高だ。
ライ・クーダーつながりでデルタブルースの巨人ロバート・ジョンソンを買う。かつて喫茶店で聴いて心が震えた。そのすばらしいギター奏法と引き換えに、悪魔に魂を売り渡したという伝説のブルースマン。女性問題で27歳にして毒殺されるという最期もブルースマンらしいです。1936〜37年の録音。

しかしまあ今年も進歩のない年であったことよ。来年こそ効率の良い仕事をして自分の時間を増やしたいと思う。といっても本を読む、寄席に行く、列車に乗る、酒を飲む…で終わる気がする……あ、そうだ。来年はいよいよ北京オリンピック開催じゃないか。しかしあの国でオリンピックなんて、いったいどうなることであろう。今からワクワクしますねえ(笑) 中国ウォッチャーとしては息の抜けない夏になりそうです。

今年もくだらぬ孤独な散歩者の戯言におつきあいいただき、管理人より皆様に厚く御礼申し上げます。年末年始は恒例の放浪&帰省のため、暫くここを留守にいたします。
来る年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

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2007年12月16日 (日)

どうしたものやら

このあいだ広報室のA嬢とランチを食べ乍ら話をしていたときのこと。彼女が「図書館の事務室って、本だの雑誌だのたくさんの資料がゴチャゴチャ置いてあるんじゃない?」と言う。まあそんなデスクの人もいるけど(オレだ、オレ)、綺麗に整理整頓されている人もいるよ、と言うと、意外そうに「へえ?」と呟いた。「他の部署の人からも『広報室は散らかってるねえ』って言われるけどさ、資料あっての広報室だからしょうがないわよねー(笑)」とA嬢。それはよくわからないが、そういうメンタリティはよーくわかるぞ。

さて今年も大掃除をしなければならないのだが、ウチにもこの先読むあてもないであろう本が山ほどあるし、映画のチラシ、雑誌の切り抜き、聴くあてもないCDやレコード…はてさてどうしたものかなあ。台所やトイレ、風呂場、ベランダの窓拭きもしなければ…ああめんどうくさい。

最近読んだ本。
多和田葉子『容疑者の夜行列車』(青土社)を読む。舞踏家である主人公がハンブルクからパリ、ベオグラード、北京、ハバロフスク、ウィーンと列車に乗って旅をする。虚構と現実が入り交じった奇妙でシニカルな、それでいてどこか懐かしさを醸し出すロードノベル。主人公は夜行列車のコンパートメントに乗り合わせたさまざまな人々との出逢いと別れを繰り返す。夜明けの待合室で、夜更けのプラットホームで、主人公は人々と語らい、風景を眺め、珈琲を啜る。作者は“主人公”を“あなた”と呼ぶ。つまりこの小説は一人称ではなく二人称で語られる。読者は作者の手で“主人公”に仕立て上げられるのだ。
そして“あなた”は旅を続ける。言葉の通じない異国の街を、体制の異なる異国の街を旅する。なんとも新鮮なそして不思議な旅。ああ、私もこんな旅をしてみたい。しかしもともと人生はこんな旅とほとんど同義なのではあるまいか。旅をすることで“あなた”の座標軸は移動する。座標軸が移動するたびに、“あなた”を取り巻く世界は変わってゆく。そして変わらないのは“あなた”だけだ。それにしても夜行列車とは、なんと甘美な妖しい魅力を放つ乗り物であろう。

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2007年11月12日 (月)

国際的縁日

鷲神社の酉の市に行ってきた。
参拝したあとで熊手の店を素見して屋台立ち並ぶ通りを散策。たこ焼き、お好み焼き、綿飴にベビーカステラと、まいどお馴染みの屋台のほかに、朝鮮半島系(トッポギ、チャプチェ)、中華系(焼餅、麻花、餃子、タピオカジュース)、その他タイラーメンにトルコのケバブと、なんだか日本の縁日も国際的になってきたもんだとつくづく思う。
私が始めてケバブの屋台を見たのは、たぶん90年代の始め頃、新宿は花園神社の縁日だった。ダボシャツ腹巻きステテコ姿のトルコ人の兄チャンが、のんびりした口調で「イラッシャイマセー、とるこ名物けばぶデース、イカガデースカ?」と商売をしていた。思えばあの頃、一獲千金を夢見て来日した外国人たちが、バブル崩壊とともに日本のあらゆる職業階層に食い込み始めたんだなあ。そんなことを考えた酉の市。

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2007年10月 4日 (木)

疲労困憊?

深夜、金縛りに遭った。
ベッドの中で夢うつつだったのだが、突然両肩のあたりを凄い力で押さえつけられ、そのまま身動きできなくなった。「あ、あれー???」と思っているうちに、なんだかブツブツと呟くような声(のようなもの)が聞こえてくる。目を開けたら何かいるかもしれない、と思って目をつぶっていても、いっこうに身体は動かない。
ブツブツ言う声(のようなもの)は実は私の寝言かもしれないのだが、とにかくナンダカワカラナイ。正直言って「怖い」という感覚はなかったが、とりあえず南無阿弥陀仏などと唱えているうちに、すうっと身体が楽になり覚醒した。枕元のラジオからは深夜放送のDJの声が流れている。夢だったのか? 
実は今夏、台湾で泊まったホテルでも金縛りに遭った。当時、台湾は中元節(この期間に祖先の魂が戻ってくる…お盆ですね)だったので、どこかの誰かが慌てて私のところにやってきたのかな? まあ、ふつうに考えて疲れていたからだろうと思っている。今回も病み上がりだし、ここんとこ体調弱りっぱなしだから、まあそういうことなんだろうと思う。
うーん、ナンダカワカンナイけどいい気分じゃないなあ(苦笑)

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2007年10月 1日 (月)

青森は日本だったはずだが

近所の小さな八百屋でよく買い物をする。この八百屋は近隣住民にも重宝されているようで、バラックのように小さい乍らもしぶとく生き残っている。総じて下手な安売りスーパーよりもここの野菜のほうが美味しい。しかもこの店で野菜を買うと、オヤジが必ずアドバイスをしてくれる。

「このホウレン草もいいけど、こっちのほうが美味しいよ。こっちは今朝入ったばかりだし新鮮なんだよ。こっちがいいよ」
「ああっ、茄子かい、それならこっちのほうがお得だよ。甘味が違うよ、甘味が」

つまりこのオヤジはたいそう良心的なのであるが、ときどき変なアドバイスもしてくれる。今日はここで珍しく青唐辛子が売られていたので買ってみたら…

「ああ、それはネ、辛いよお、すっごく辛い。食べてみたんだけどさあ、いやあ辛かったア…外人さんは喜ぶんだけどネ、気をつけたほうがいいよ、日本人はなかなか食べられないから」
「ふうん…これ、ひょっとして韓国産?」
「ううん、青森産」

なんだそりゃ。

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2007年8月 5日 (日)

避暑地の想い出

梅雨明けしたとたんのこの暑さ。夏はこうじゃなくちゃ、と思う半面、あまりの暑さに悲鳴もあがります。今日は地元商店街の夏祭り、屋台に神輿に浴衣姿の人々が大勢、昼間から夜まで楽しげにそぞろ歩いておりました。夏だねえ。あまり暑いので私もしばらく旅に出てきます。

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2007年7月30日 (月)

立派になったねえ…

先日、思いがけない人とひさしぶりに連絡が取れた。もう十年以上も音信不通だった大学の後輩である。音信不通といってもそれは単に私の筆無精のせいだ。
記憶のなかの彼女は、引っ込み思案でいつもクヨクヨしていて、おまえそれで将来だいじょうぶなのか?という感じの女子大生。それでも卒業後、ぶじに大手企業に就職して、結婚して子どもが生まれて…というところまでは、折に触れて知らせてくれていた。それが今では小さい乍らも会社をたちあげ、何冊か本も書いている。主婦で母親で社長でライターと、まさに八面六臂の活躍。すごいなあ、立派になったなあ、と素直に感心してしまった。
メールに「先輩とお話できたことが、大学時代の数少ない良き思い出です」と書いてあったが、お世辞だとしても、それはまたなんとも寂しい女子大生だな、オイ(笑)「こんど中華街で餃子でも食べるか?」と書いたら、すかさず「いつでもデートOK!」だと。よく言った! 
こんなに立派になって先輩は嬉しいぞ(涙) …って、私のほうこそ将来だいじょうぶなのか(苦笑)

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2007年7月29日 (日)

救援物資と見舞金

新潟中越沖地震で被災した市民たちは、体育館やら病院に収容されているが、案の定暑くて暑くてたまらないらしい。アメリカからクーラーが届いたが、電圧やらなにやらが本国仕様なのですぐには使えないらしい。ちょっとは考えろよアメリカ。それでも贈ってくれたことには感謝しよう。

こんなことを言うのはナンだが、いまライブドアや村上ファンドがバリバリやっていたら、被災地にドーンと寄付して名をあげていたかもしれないな。ライブドアのホリエモンはともかく、村上ギョロ目は今でもかなりの資産家なんだから、ここらでひとつ大枚はたいてもらいたい。そうすりゃ心象も良くなると思うが如何? あとはハリー・ポッターを書いたローリングとかいうオバチャン、なんだかものすごく稼いでいるらしいが、日本でもかなり売れてるんだから、鼻紙代だと思ってどーんと寄付してもらいたい。

自然災害が起きると、大手の食品会社がおにぎり数万個だの飲料水数万本だのを無償提供するが、現物よりも現金を寄付してくれたほうが、被災者にとってなんぼか嬉しかろうと思うのは、私だけだろうか? まあ、実際には現金をどのように配分するのか、めんどうなこともあるから無理だろうが。

こういうことが続くようだと、ふるさと納税制度もあながちバカにはならないと思うな。少なくとも私は新潟に納税してもいいと思っている。

新潟平野が茹であがるような夏は、被災者にはかなりこたえるだろう。

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2007年7月28日 (土)

唐辛子

最近マイブームの食材。とはいえ折々このブームは来るのだが…

唐辛子はビタミンCをたっぷりと含んでいる健康食材なんですが、あの辛さがねー、という人も多いだろう。それでも辛くても美味しいからあたしはどんどん食べてしまう。ウチの婆ちゃんは唐辛子のことを「なんばん(南蛮)」と言っていたが、やはり渡来物だからなんだろうね。

ウチの近所で売られている国産の唐辛子は、そのほとんどが千葉産の細いやつ。辛いようであまり辛くなかったりもするが、他にないからしかたがない。地場ものとして、県内の農家が栽培・出荷している青唐辛子も安く売られているが、辛さはそれほどでもない。最近は甘辛ピーマンってのがあるが、これが美味しい。美味しいが、辛い。かなり辛い。甘いんか辛いんだかはっきりせい、という名前だが、かなり辛いので注意してください。ヒリヒリする辛さで、ちょうどハラペーニョ系統にあたるのかな。見た目は万願寺唐辛子みたいなんだけどね。ちなみに国内の唐辛子栽培の本場は栃木県大田原市だそうな。

新大久保の韓国市場では本場韓国産の唐辛子(コチュ)が手に入る。日本の唐辛子よりずっと大きいがしっかりと辛い。辛いだけではなく甘味もあり、あたりまえだが野菜なんだということを実感する。最近は比較的容易に手に入るのがハラペーニョ。最近は沖縄でも作っているようであるが、これもヒリヒリとしつつも爽やかな辛さが魅力。沖縄ったらハバネーロまで作っているが、これはさすがに買うのに躊躇する。何しろ世界有数の辛さという品種だからねー。前にも書いたが島唐辛子は小粒のくせに猛烈に辛い。東南アジアの唐辛子はさすがに入手する場所が限られている。タイの唐辛子ピッキー・ヌーなんぞは、新宿あたりの東南アジア食材店に行かないとないんだろうなあ。

乾燥唐辛子はいろいろと売られているが、実はそのほとんどの原産地は中国。韓国の唐辛子消費量は年間約20万トン!なのだが、国内生産高は約17万トンなので足りないんだそうである。だから中国に契約栽培させて輸入しているらしい。韓国の不足分を補ったあとの余りを日本向けに輸出しているので、韓国唐辛子という名前でも原産地は中国なのである。興味のある方は店頭で確認してみてください。モノの本によれば、朝鮮戦争のときに国内の唐辛子生産が激減して、韓国軍兵士の士気をあげるために、アメリカ政府が日本から大量の唐辛子を輸入したんだそうな。おかげで日本国内の唐辛子生産量は一気にあがったという。こんなところにも朝鮮戦争特需景気は波及していたのだなあ。

しかし中国産の農産物は農薬をたっぷり使っていそうだから、安くても食べたくならないのである。そりゃ現地に行けば食べますけどね(笑) あえて日本では食べたくない。埼玉とか千葉で栽培されている中国野菜(チンゲンサイとか空芯菜とか)のほうが安全である。でも四川料理や湖南料理はやたらめったら辛くて美味しいので困る。四川麻婆豆腐や宮保鶏丁(鶏肉とカシューナッツの唐辛子炒め)なんぞ、涙が出るほど美味しい。朝天品種の唐辛子の目が醒めるような爽やかな辛さがたまらない。私がたまに作る麻婆豆腐もどきは山椒の粉を入れる。こうすると唐辛子の辛さ(辣)と山椒のヒリヒリする辛さ(麻辣)が良い感じ。なんとなく本格中華っぽくなるので、一度お試しあれ(保証はしないけどネ)

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2007年7月16日 (月)

青海川駅、危機一髪!

台風が何処かへ行ってしまったと思ったら、信越地方で震度6強の地震発生である。まったくあのへんはどうかなってるんじゃないだろうか? といっても私の故郷だからひとごとではない。幸い実家の近辺は震源地からは離れているので、被害はまったくといっていいほどなかった。とりあえず一安心だ。

柏崎市内は家屋が倒壊してだいぶ被害が出ているようだ。柏崎市内には知人の実家があるので心配。柏崎駅構内で、越後線の2輛編成115形電車がひっくり返っていたので驚いた。飯山線も篠ノ井線も運休しているし、信越地域の鉄道はほぼ機能停止状態。つたえつ姐さんや千曲川さんちはだいじょうぶでしたか?

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独り暮らしの私の母に連絡が取れないと、都内に住んでいる叔母(母の妹)から電話があったが、こっちから連絡をしておいたからだいじょうぶだ、実家にはなにごともなかったよ、と伝える。すると叔母は安心したのか「ウチの猫ちゃんが死んじゃったの…もうがっくりしちゃったわよお」と愚痴を言う。ああそりゃたいへんだったねー。

ニュースを見ていたら、信越線青海川駅のホームのはじっこが大量の土砂に埋まっている。こりゃ復旧には時間がかかるかもしれない。日本海にいちばん近い駅として知られる青海川だが、あの味のある駅舎に被害がなくてほんとうによかった。まあ、あのへんは海岸ぎりぎりに線路が走り、線路と駅舎の背後には断崖絶壁という苛酷なエリアだからなあ。新潟県ならではの地形です。

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2007年7月 1日 (日)

日々の戯言

都内某所での会合の帰りに旧知の友人と新宿の台湾料理屋で会食。やさしいのどごしの台湾ビールを飲みつつ台湾料理を食べ、仕事の話や共通の友人の消息など話す。流行っている店らしく後からどんどん客が入ってきた。ほとんどが常連の台湾人らしく、あちこちで中国語と台湾語が飛び交っている。「ここは何処? 日本? 台湾? あたしは日本語が聞こえない環境なんて嫌だー(笑)」こういうのに馴れていない友人は目を白黒させていた。でも料理は美味しかったらしい。

午後からヤボ用があって横浜へ出る。用事を済ませてJR横浜駅まで来ると、駅前で選挙カーの上から絶叫している人がいる。そういえば選挙があるんだっけ、と思って傍を通り過ぎる際によく見たら、松あきらセンセイだった。この人、神奈川選挙区なんだけどよく知らないんだよねー。たしか宝塚出身じゃなかったかなあ…第二の扇千景センセイを狙っているのかな。

近所の青果店に行ったら台湾バナナがあった。フィリピン産やエクアドル産よりは高めだけど、台湾バナナが好きなのでたまに買う。気のせいか糖度が高くて味が濃いと思っているのだが、これも私の味覚だから怪しいものだ。最近はマンゴーがすっかりポピュラーになってしまい、手軽にマンゴープリンとかゼリーが食べられるので嬉しい。猛烈に暑い台湾の屋台で食べるマンゴーは、甘くてジューシーで美味しいのだ。

須田慎一郎『下流喰い〜消費者金融の実態』を読む。
東武線が営団地下鉄半蔵門線〜東急田園都市線に乗り入れを開始してから、半蔵門線の車内吊り広告に大きな変化が現れた、という指摘は興味深かった。簡単にいうと、消費者金融広告と多重債務者向けの司法書士事務所の広告が増え始めたのである。たしかに東武線直通電車とそうでない電車では車内吊り広告が違う。これらはあきらかに東武線沿線住民向けのものであり、東急沿線住民と東武沿線住民の所得格差を如実にあらわしていると言えよう。東武線はこの相互乗入れに対して大宣伝をぶったらしいが、東急線は直前までほとんど広報はしなかった。東武電車とともに北関東の貧乏人が、多摩川を越えてやってくるとでも思ったらしい。こういうセコいところは東急らしくて笑ってしまう。それはともかく、どんなに金に困っても、消費者金融から借りるのは絶対やめようと思った。なにしろいったん金を借りたら、理論的には完済不可能というから恐ろしい。基本は「生かさず殺さず」搾り取り、いざとなったら命を担保に生命保険でチャラ。 これは凄いルポである。嗚呼、怖い怖い。

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2007年6月28日 (木)

長野からビールがやってきた

千曲川さんから贈られてきた長野地ビールの数々、ごらんあれ。
これは有名な『よなよなエール』です。

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お次は『信州ナチュラルビール』3種類。

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ポップなデザインの『軽井沢高原ビール』3種類。

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たくさんあるのでチビチビ飲み乍ら梅雨を乗り切ります。
千曲川さん、ありがとうございました。

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2007年6月24日 (日)

今日の晩ゴハン

梅雨入り宣言も虚しくしばらく暑い日が続いていたけど、今日はしとしとと雨が降る日曜日。そろそろ梅雨に入ったかな。
今日の晩ゴハンはずいぶんひさしぶりにヤキソバにした。中華鍋でゴマ油を熱してザク切りのホウレン草と青唐辛子、島唐辛子を炒める。火が通ったところで皿にあけ、こんどはイカと海老の切り身を放り込み、オイスターソースとニョクマムで味を整える。ヤキソバを投入してまんべんなく炒め、しあげに皿にあけておいた野菜を入れ、中華鍋を火から降ろして香菜を散らして出来上がり。千曲川さんからいただいた『よなよなエール』を飲みつつ、汗をかきかきヤキソバを食べた。いつものようにテキトーに作る割には、まあまあいけるじゃねえか、と自画自賛。台湾の田舎町の屋台の味くらいにはなったと思う。BGMはマレーシアの歌姫ザレハ・ハミッド。
それにしても島唐辛子ってのは猛烈に辛い。大きさはやや大きめのピーナッツくらいで真っ赤なのだが、これがまた飛び上がるくらいの猛烈な辛さ。ガシガシと齧っていたら滝のように汗が吹き出てきた。これを泡盛に漬け込んだ調味料が、沖縄ではポピュラーな『コーレグース』だ。かつて日本では唐辛子のことをコショウと呼んでいたそうな。だから『コーレグース』とは『高麗胡椒』なのです。タイの唐辛子も小さなくせに激烈に辛い。これはピッキーヌー(ネズミの糞)という名前の唐辛子。小ぶりの唐辛子ほど侮れない辛さを持っているらしい。
あ、ヤキソバの写真撮るの忘れた!

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2007年6月10日 (日)

M字ビターンは中国語でなんて言うんだろう

CDウォークマンが動かなくなってしまった。かなり使い込んだせいもあるのだろうが、それにしても最近の電気製品はダメだなあ。まあふだん聴いているのは音楽じゃなくて、中国語の教材(ラジオニュースとかインタビューとか)なんだけど。ヨドバシカメラでいろいろ物色していると、iPodというやつがあることに気がついた。そうかあ、これがあったかあ。
しかしよく考えてみると、iPod を使うにはウチのMacintoshを買い替える必要がある。いまだにOSは9.1 だし、起動中に突然画面が真っ暗になったり、液晶もガタついてきているらしい。やっぱり買い替えどきかなあ〜、でもそう考えたらなんかめんどうくさくなってきた。やっぱりCDウォークマンでいいや。だいたい私はパソコンが好きじゃないのである。メールやブログをやったり、いろいろ文章書いたりするから使っているのだ。
というわけで新しいCDウォークマンを買った。私が iPod を使う日は来るのか? それはいま使っているPowerBookが使えなくなったときだな。いや、待てよ、使えなくなったらデータの引っ越しとかできなくなるじゃないか。うーん、困ったなあ。
それにしてもインリン・オブ・ジョイトイは中国語が巧い、って台湾人だから当前。

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2007年6月 3日 (日)

ようやく再開

ある日突然ココログにアクセスできなくなっていた。なんでかなー、と思っていたらこういうことだった。

クレジットカードの有効期限が切れた → カード会社から延長手続き案内をもらっていたが忙しさにかまけて忘れていた → そのあとでニフティからクレジットカードが使えませんよという案内が来ていた → 忙しさにかまけて放ったらかしていたら、ココログに入れなくなった → カード会社に連絡して新しいカードを送ってもらった → ニフティサポートに電話して登録情報変更手続きをした → ようやく再開できた…なんともはやマヌケなことである。

これと平行して保険証が行方不明になってしまった。緊急に必要なわけじゃないが、この年齢になると必要になる事態は緊急にやってくるので、散らかり放題の部屋の隅から探索にかかった。ついでにゴミを選別して盛大に山を作る。なんと紙ゴミの多いことよ。探し始めてから1時間、ようやく保険証が見つかった。なんでこんなところに…という場所にあることは想像していたが、それはともかくこれでいつでも病院に行ける。

それにしても私はどうしてこういうことがテキパキとできないのだろう。やっぱり社会生活に適応できていないのだろうか。将来が不安になってきた(苦笑)

この騒ぎの最中、思わぬところから思わぬモノが出てきた。それは20年以上も愛用していたヨレヨレの帽子。いまの家に引っ越してから行方不明になっていて、無くしてしまったんだと思っていたのだ。この帽子は私とともに日本各地や中国の奥地を彷徨った、いわば戦友のような帽子なのである。縁はところどころ擦り切れ、みごとに大きな穴が空いているがまだ使える状態。さっそく洗濯機に放り込んでガシガシ洗う。それにしてもほとんどぼろきれにしか見えないなあ。

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2007年4月15日 (日)

人生なにごとも忍耐じゃ

仕事関係で研究発表をしなくてはならぬハメになる。
ともかく資料集めに奔走、今日は市立図書館まで出かけてきた。雑誌論文や本をいくつも積み上げてコピーを取ったが、ここには所蔵されていない資料もいくつかあった。やっぱり大学図書館にコピー依頼をしなくちゃダメかなあ、と思ってなおも調べていると、県立図書館に所蔵されていることがわかった。さっそく県立図まで出向き文献を手に入れてほっと一息。
これからデータ解析をして、論文の骨子を仕上げなくてはならず、とても面倒くさい。週末だというのに仕事をしているようでとてもイヤだ。あと数本の論文を入手してそろそろパワーポイント作業に着手しなきゃなあ…平行して仕事もしなくちゃだし(当然だ)…通勤読書も資料ばっかりだし…仕事も年々歳々厳しい状況になってくるし…まあそういう時期もあるよ…などと、口を突いて出るのは愚痴ばかり。
昨年度に引き続いて今年度もキビシイ年になることはマチガイないな(苦笑)

姨捨駅の近くで出会った犬。不審者を発見して吼えてます。

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2007年1月29日 (月)

新宿は、良い街だなあ

今日も夕方からふらふらと新宿に出かけ、紀伊國屋書店本店に入っている帝都無線で落語のCDを購う。

古今亭志ん朝『三軒長屋/羽織の遊び』『井戸の茶碗/今戸の狐』
柳家喜多八『二番煎じ/将棋の殿様』
三遊亭圓丈『月のじゃがりこ/肥辰一代記』
快楽亭ブラック『野ざらし/朝鮮人の恩返し』

古典から新作、古今亭志ん朝から快楽亭ブラックまで、われ乍ら良いチョイス(笑) 勢いづいて書籍売場に行く。

溝口肇『仕事師たちの平成裏起業』
鈴木洋史『百年目の帰郷』
国分隼人『将軍様の鉄道:北朝鮮鉄道事情』

なかなか面白そうな本ばかりだが、なかでも『将軍様の鉄道』が刺激的。中国東北地区(旧満洲)と朝鮮半島の鉄道はほとんどが日本統治時代に整備された。だから線路から駅舎、施設まで、場合によっては車輌(機関車など)までが現役ということが珍しくない。

20年前の中国東北地区でもかつて都内を走っていた路面電車が現役だった。しかも北朝鮮である。最新型の特急列車や自動改札はあるのか? Suica やオレンジカード、駅ナカに立ち食いソバ、駅弁は売られているのか? うーん、朝鮮半島ウォッチャーとしては見逃せない一冊だ。

最近はいろいろなところで Suica が使える。JR新宿駅構内の BOOK GARDEN で、北尾トロ『危ないお仕事!』を購い、初めて Suica で支払ってみたのだが、ちょっと感動した。

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2006年12月31日 (日)

年末のタイムカプセル

「この箱のなかにあんたの本が入っているんだけど、どうすんの?」

大晦日、車に老母を乗せて買出しに出かけ、実家の蛍光灯をかたっぱしから取替え、床の間に正月用の掛け軸を掛け、玄関の注連縄を取り替える。

一息ついて茶の間でぼおっとしていたら母に呼ばれたので行ってみると、納戸の奥に汚い段ボール箱がいくつか転がっていた。蓋を開けてみたら私が中学生~高校生の頃に買い集めた本やマンガが詰まっていた。てっきり処分してしまったものだと思い込んでいたので吃驚。

星新一、小松左京、筒井康隆、光瀬龍、横田順彌といった日本SF黄金時代の文庫本、『男おいどん』『漂流教室』『すすめ!パイレーツ!』、、、おお、懐かしいなあ。思わず『すすめ!パイレーツ!』を全巻読みきってしまう。ひとコマひとコマから、1978年から1980年にかけてのあの時代の匂いが一気に甦ってきた。

あれからもう30年近い歳月が流れたのだなあ…思わぬ年末のタイムカプセルであった。

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2006年12月17日 (日)

図書館のおねえさん

先日、某所にて大学図書館員合同忘年会が秘密裏に開催された。

会場のA姐邸に到着すると、宴はすでに始まっており、食卓にはサラダ、鯵たたき、ホウレン草の白胡麻和え、鱈ちりなど山海の珍味、各種ワインに日本酒、ビール、焼酎と酒も豊富。女性陣は美女揃いのうえに話題も豊富で、図書館界の学術動向から八百屋の野菜のお値段まで網羅。B氏、C姐と旧闊を叙し、初対面のD嬢やE嬢、F嬢に挨拶。お互い共通の知人がいることがわかり話も弾む。

「ほら、酔っ払って帰宅するとさ、素っ裸で寝ちゃうでしょ?」
「それはあんただけ!」
「なんでパジャマ着ないのよお」
「えー、だって脱ぐのは楽だけどパジャマ着るの面倒じゃん(笑)」
「あたしはトイレでそのまま寝ちゃうとかもあるなあ」
「……ないよ(笑)」
「道路で寝ると翌日身体痛いよねえ」
「……寝るなよ(苦笑)」

図書館で清楚にお仕事しているおねえさんの実態はすごいぞお。
まあわれわれ男どもも他人のことは言えないが(苦笑)

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2006年12月 3日 (日)

残業と接待と風邪薬

月曜日
終日予算書作成と予算会議に明け暮れる。業務について上司から懇々と説教されちょっとめげる。Y姐と喫茶店で議論。毎日新聞社会部著『縦並び社会』読む。

火曜日
午前中請求書処理。M嬢と昼餉。図書館大作戦について打ち合わせ。午後請求書処理、予算書作成、オンラインジャーナルの見積もり合わせ。Y姐と喫茶店で議論。『縦並び社会』読む。知り合いから大学図書館員合同忘年会開催のお知らせメール来。爆笑。

水曜日
終日予算書作成。上司の無茶な注文をこなす。なんだかなあ。M嬢と昼餉。図書館のイベントについて雑談。八時半退勤。『縦並び社会』読む。

木曜日
午前中請求書処理。M嬢と昼餉。午後会議報告書作成。黙々と仕事をこなしていたら、上司から無茶な注文がきたので黙々とこなす。やっているうちにバカバカしくなってきたので九時退勤。泉昌之のマンガ『芸能グルメストーカー』読む。

金曜日
今日から師走。午前中会議。長引いて昼休みに食い込む。食堂でさっさとカレーを食べて生協へ行き専務と打ち合わせ。教授の研究室に寄って打ち合わせ。夕方から予算書の仕上げ。上司の無茶な注文を泣き乍らこなす。おかげで宴会に遅れてしまう。取引先書店の接待?なので酒を飲み鍋を食う。接待を仲介した旧知の営業氏とふたりで二次会。ピンサロやファッションマッサージが入っている雑居ビルの地下にジャズバー発見。穴蔵のような小さな店だが小室等似のマスターも話好きでいい感じ。ここで営業氏とは商売の話はいっさい抜き、友人として楽しく雑談。ほぼ一年ぶりの再会。もう十年以上のつきあいだがおたがい老けたものである。嗚呼。終電が無くなったので小田急線で登戸へ行き、寒風吹き荒ぶなかタクシー待ちの長蛇の列に並ぶ。午前1時半帰宅。

土曜日
風邪をひいたか鼻水がひどく出る。頭もぼおっとして熱っぽいので風邪薬を呑んで布団に潜る。小沢昭一の節談説教CDを聴きつつ眠る。

日曜日
快晴。晴れた日曜日はひさしぶり。具合もだいぶよくなっている。だんだん身体も弱っていくのだなあ。親友Aからデートのお誘い。夕方から自由が丘。ハンガリー料理を食べてアイリッシュ音楽のミニライブに出かける。

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2006年11月26日 (日)

居酒屋で『居酒屋』について語る

月曜日
腰が痛くて午前中休み。それでも今日やらねばならない仕事があるので午後から出勤。いろいろとイヤなこともあるけど黙々と仕事。A君、M嬢と仕事の打ち合わせなどして六時半退勤。帰途書店に寄ってシオドーラ・クローバー著;行方昭夫訳『イシ:北米最後の野生インディアン』(岩波現代文庫)、顧頡剛著;平岡武夫訳『ある歴史家の生い立ち:古史辧序』(岩波文庫)、山内志朗著『ライプニッツ:なぜ私は世界にひとりしかいないのか(シリーズ・哲学のエッセンス)』(NHK出版)購う。ゾラ『居酒屋』読む。

火曜日
M嬢と昼餉。こんどのイベントについて打ち合わせる。午後も仕事ばっかりして夕方から生協の理事会出席。今日は大学運営について批判しながら教職員、学生と侃々諤々の議論。終わった時はかなりくたびれてしまう。図書館に戻りA君たちと雑談。八時半退勤。ゾラ『居酒屋』読む。

水曜日
教授と食堂で図書館運営について謀略を巡らせつつ食事。実現したら面白いことになる。もちろん図書館にとって良いこと。終日予算分析。Y姐が「仕事なんかやめて飲みに行こうよ」という。こちらもだいぶ煮詰まっていたところだったし、正しい図書館員たるべく七時退勤。駅前の居酒屋で図書館運営について策略を巡らせつつ飲みかつ喰らう。ゾラ『居酒屋』読む。登場人物のバカっぷり、ますます佳境に入ってきたぞ。

木曜日
薄ら寒い曇天の勤労感謝の日。午後からパルテノン多摩へ行き、写真展『電車にみる都市風景1981-2006』を見る。こぢんまりとした会場だがなかなか見応えあり。石元泰博という写真家の作品が面白かった。1980年代の山手線沿線の風景が懐かしく面白い。上野公園の西郷隆盛像の前に並ぶ、修学旅行とおぼしき女子高生たち。みごとに全員がロングスカートに松田聖子カット。現在のステンレス製ではない鉄製総緑色ペイントの山手線車輌が懐かしい。一見の価値あり。

http://www.parthenon.or.jp/museum/art2.html#art061118

金曜日
予算申請書作成もいよいよ大詰め。来週に摺り合わせと思っていたら、課長から「明日までに作りなさい」と言われて焦る。見積もりなどはだいたい集まっているのだが、打ち合わせ用にまとめてはいないのである。残業しながらせっせとまとめに入り八時半退勤。Y姐と居酒屋でゾラの『居酒屋』について雑談、異様に盛り上がる。

土曜日
午前中いっぱいかかって課長と予算申請書の摺り合わせ。あとは来週だ。五時まで請求書などを処理して退勤。古本屋で邱永漢『象牙の箸』購う。博多ラーメンを啜り乍ら読む。面白い。どうにも疲れて電車で居眠りし、帰宅して風呂に入って寝てしまう。『居酒屋』読了。とうとう最後まで一片の救いもない凄い小説。

日曜日
午前中はTBSラジオ『美輪明宏・薔薇色の日曜日』で目が覚める。日曜日の朝から聞く声ではないが、まあこちらは夢うつつだからさほどでもない。次第に覚醒してきて『全国こども電話相談室』、安住紳一郎の『日曜天国』あたりは珈琲を啜り乍ら聴いている。『バックグラウンドミュージック』で若山弦蔵の渋い喋りを聴きつつパスタなど茹で、食後の珈琲を啜り乍ら『伊集院光・日曜日の秘密基地』を聴く。夕方、床屋に行き頭をさっぱりと刈って帰宅。ロッド・スチュワートのCDを大音量でかけ乍ら夕餉。ブルースとロックのなかにケルト音楽があちこちに隠し味となっていて、今さら乍らその音楽性に驚嘆する。明日から雨らしい。


パルテノン多摩の巨大キティちゃん

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2006年11月23日 (木)

祖父の掌

そろそろ熱燗の季節になったわねえ…(はい、熱燗来ましたよ)…あ、どうもありがと、やっぱりお刺身と熱燗がいいわ。

このあいだ田舎に行ってきたのね。ううん、あたしの田舎じゃなくて別れた夫の田舎。義母が脳硬塞で倒れて寝たきりになっちゃったのよ。夫と別れてからもずっと盆暮れのつきあいはあったのね。ほんとによくしてくれる義母でうちの息子も可愛がってくれるし。

病院に行ったらもう意識はなくて、でも完全看護だからとりあえず義父は何もしなくてもいいんだけど、やっぱりねえ……もう八十過ぎだし、息子…別れた夫だけど、そいつは何処にいるんだか帰ってきてないし(笑)、まああたしはもう縁が切れてるんだけど息子はネ…(内孫ですね)…そうそう、息子は血が繋がった内孫だから、これが最後かもしれないと思っていっしょに連れていったのよ。うちの息子ときたらさあ、もう大学生で独り暮ししてるくせに電車の乗り方も慣れてなくて、なりだけは立派なくせにほんとにでくの坊(苦笑)

義母はもう意識がないから挨拶もなにもないんだけど、義父はむかしは機関車の運転手でいまでもがっしりした体格、朴訥でとっても良い人なのよ。山歩きするのが趣味でいまでも○○山なんか歩き回っていて…(○○山ですか、そりゃたいしたもんだ)…そうでしょ? 日に灼けて見た目はとても元気なんだけど、まあ八十過ぎてるし、実際はいろいろ持病持ちなんだけどね。

息子に向かって「おまえに会えてよかった、おばあちゃんもきっとよろこんでいるよ、来てくれてありがとう」って訥々と言ってくれて……うちの息子もさあ、もう少し気の効いたこと言えばいいのに「……うん」なんて、ほんとにしょうがない(苦笑)…(大学生くらいならそんなもんですよ)…ははは、そうかしらね、

別れ際に「おじいちゃんと握手しよう」って息子と握手したのよ。あたしも握手したんだけど、八十過ぎとは思えないくらい力強い握手なのよ(笑)、吃驚したわあ。武骨で節くれだってるんだけど大きくて暖かくて、息子もあとで「おじいちゃんの握手、凄かった……」って言ってた。

帰りの電車で息子は窓の外をずっと眺めてて、あたしが「○時に東京に着くからご飯食べて帰ろうか?」って言っても「ああ」とか「うん」とか、ろくに返事もしなくてさ(苦笑)…(なにか感じることがあったんでしょ、良い話ですねえ)…そうでしょ? 良い話でしょ? 誰かに話したかったのよ。

今日は娘が友だちと旅行に行くって出てっちゃって…(私は一家団欒の代打か)…まあいいじゃない、どうせ家に帰っても独りなんでしょ、感謝しなさい(爆笑)……(おおきなお世話だ)


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2006年11月20日 (月)

鉄橋の下、多摩川は流れる

月曜日
最近、業務ノートを新しいものに変えた。無印良品で売られているノートで、ちょうど新聞4コマ漫画みたいにコマが縦に4つ並んでいるだけ。1ページに縦2列あるだけなのだが、これがなかなか使いやすいのである。やらねばならぬこと、飛び込みの仕事、電話記録、伝言、思いついたことなど、なんでもコマごとに記入して終了したら×を書き入れる。関連するものはコマとコマを線でつなぐ。継続案件は忘れないように業務手帳に転記しておく。いいもの見つけたって感じ。残業していたら「忘年会の下見に行くよ」とM嬢に言われてホイホイついて行く。鮟鱇の肝とホタルイカの沖漬けを肴に麦焼酎をちびちび。電車のなかでエミール・ゾラ『居酒屋』読む。

火曜日
今日は目録作業の日と決めて朝から夕方まで本の山と格闘。時おり襲ってくる電話や来客、メールを躱し乍らどかどかとかたづけていく。Y姐とランチを食べ乍ら雑談。忘年会は和食か洋食かと聞かれたので「和食です」と答える。残業タイムに突入してから報告書や予算書類を取りまとめる。八時過ぎに近所の牛丼屋に入ったら国際センターの課長に会う。十時を過ぎてしまったので引き揚げ。電車のなかで『居酒屋』読む。

水曜日
朝から電車で広報室のK嬢を見かけたので声をかけたが、思索にふけっているらしく反応なし。おいこら、と些か乱暴に声をかけたら吃驚していた。報告書と電話対応に追われて日が暮れる。研究業績課のF課長とデータベースについて雑談。今日も今日とて九時退勤。何やってんだか。電車の中で『居酒屋』読む。

木曜日
夕方、学生主催の平和フォーラムに世話人として参加する。広島の原爆を扱った映画の上映に続き、原子力発電と環境問題のプレゼン、日本人学生と留学生たちのディスカッションがおこなわれる。司会から仕切りからすべて学生たちにまかせ私たち教職員は傍観。世話人に徹し口は出さない。さてどうなることかと成りゆきを見守っていたが、なかなかどうして、いまどきの学生にしては積極的に議論を戦わせていてちょっと感心する。核保有について冷静に分析した留学生の発言に、反論したくても自分には反論するだけの知識がない、と悔しがる日本人学生もいた。職場に戻り仕事をこなし今日も九時退勤。電車の中で『居酒屋』読む。

金曜日
朝から会議。さすがに金曜日ともなるとへろへろ、黙々とノートパソコンを叩いて議事録に専念。教授とM嬢と昼餉。あれやこれやと雑談。午後からずっと書類作成、見積もり点検、経理処理などなど。経理でコピーしてもらった請求書の写しを生協の事務所に忘れて焦って取りに走る。こりゃダメだ。とうとう今日も残業となり延々九時まで。電車の中で『居酒屋』読む。

土曜日
午後から市民平和フォーラム参加。知り合いがコーディネーターとして参加しているので挨拶する。映画上映、被爆体験者のお話、環境問題に関する講演となかなか盛りだくさんで面白いフォーラムだった。木曜日の平和フォーラムを組織した学生が挨拶にくる。来週の打ち合わせ予定など確認。さすがにくたびれる。電車の中で『居酒屋』読む。

日曜日
朝から冷たい雨が降る日曜日。薄暗くていい感じ、などと暢気なことを思っていたら腰に激痛。疲労が腰にきたようだ。ギックリ腰再発はイヤなので昼間からゆっくりと風呂に浸かる。湿布を貼って夕方まで寝床で読書。明日は仕事に行けるだろうか? ラジオで小耳にはさんだ情報。風邪の予防にニンジンとホウレン草のソテーが良いらしい。


二子新地駅ホームより多摩川方面を眺める。
写真の奥、電車が停まっているあたりが二子玉川駅……住民はみんな歩いてニコタマにお買い物。

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2006年11月19日 (日)

伝説の男(2)二子新地散策

以前、花形敬殺害事件について考察をおこなった。ひさしぶりに二子新地界隈を散策してきたので、今回は写真を加えた補足レポートである。(『伝説の男』2006年2月26日参照)

私の考察は、本田靖春『疵(きず)〜花形敬とその時代』(文春文庫)の記述/読売新聞記事昭和38年9月28日朝刊の記述/『川崎市北部明細地図昭和37年度版』(経済地図社)、この3つのソースをもとに花形敬が町井一家の刺客に襲撃され、逃走、絶命した場所を、当時の住宅地図をもとに推理し