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デジタル・イミグレイトは電子書籍の夢を見るか?

このブログを開設する前はいわゆる「ホームページ」というかたちで運営していた。HTMLをいじってはせっせと作っていたのだが、まあそれはそれで掲示板のような静かなページではあった。ブログのようにさまざまなテンプレートが用意され、カスタマイズも更新も容易になってきた。しかしいま私のメインコンテンツはTwitterとfacebookなのでブログはあまり更新していなかった。mixiもやっているのだがこちらも同様。この他、読書メーターという、読書に特化したブログのようなmixiのようなサイトがあって、読書記録はこちらに集約している。おまけに最近スマートフォンを持つようになったらTwitterは殆どこっちでやっている。もう私のメインコンテンツが何なのかよくわからない状態だw 

1995年にWindows95に象徴されるパソコンブームが巻き起こり、日常生活にパソコンがどどっと入り込んできた。インターネットとか電子メールとか、それまではまだまだマニアのものであったパソコン通信が一気に標準化、大衆化された。それからわずか15年、ポケベルは携帯電話やPHSに駆逐され、やがてPHSも絶滅危惧種になった。馬鹿でかいディスプレイのパソコンも、液晶モニタになり、iMacになり、iBookになり、iPadになり、ポケットに入る小型サイズになり、とうとうスマートフォンが標準になりつつある。これ以上どういう進化が想像できるか。私にはよくわかりません。

図書館界…特に大学図書館界では、資料のデジタル化が進んで当たり前になっているので、電子書籍や電子ジャーナルはごくふつうに存在する。利用者はごく自然にこれを使って勉強したり研究したりしている。とはいうものの、私の見るところ、昨今の学生は、当たり前にデジタルツールを使いこなすタイプと、いまだにケータイとインターネットしか使えないタイプに二分される。私たちから見て、絶対デジタルだろうおまえという学生が、ワードの使い方やエクセルの使い方について質問してきたり、聞いてみるとそれがまた初歩の初歩的なことだったりして吃驚というわけだ。

早い話が彼らはワードやエクセルなるものは知っているが、あれを使ってレポートや報告書を書くとか、エクセルでデータを分析するとか、パワーポイントでプレゼン資料を作るとか、そういう経験をしてきていない。そういうことは「お仕事」の範疇であって、決して彼らのやりたいことややるべきことではないのである。だから、大学生になるといきなりレポートや分析、発表という課題が目の前にストンストンと落ちてきて、やむなくマイクロソフトオフィスを使うはめになる。ちょっと気の利いた子はすぐに慣れて、マクロやらアニメーションやら達者な仕事をする。気が利かない子は、一生懸命ワードで表を作ろうとして苦戦していたりする。そんなものエクセルで作ってワードに貼付けるとか、いっそのことエクセルで文書を作ってしまえばいいのに、そういう発想の転換ができないのだ。「え?エクセルって、ワープロじゃないですけど…」ちょっと考えればわかりそうなものだけどねえ…

閑話休題。電子ジャーナルも電子書籍も、これから主流になってはいくだろうが、紙の本はたぶんなくならないだろう。それは、どうしてもデジタルに馴染めない、あるいは馴染もうとしない人々が一定数存在し続けるからだ。更に言えば、デジタル環境を必要としない人々と言い換えてもいいだろう。あればあったで便利なのだが、あえて使わないだろう人々である。音楽だって、デジタル配信が主流になればCDすら売れなくなるし、実際そうなりつつある。ひょっとすると、現在の書店やCDショップは…古本屋と中古レコード店がそうであるように…マニア向けの店として棲み分けて生き残っていくのかもしれない。

新聞も、現在のような紙媒体での宅配がどれだけ生き残るのかわからない。大手の新聞社ではすでにデジタル配信での購読スタイルが登場している。いやいやデジタルメディアの最大のデメリットは、電力がないと機能しないことだ、停電になったら使えない、だから紙が良いんだという意見がある。だからデジタルはダメだという極論に賛成する人は少ないだろうが、併存していけばいいのである。デジタルタブレットにソーラーパネルを組み込めば済む話であろう。それに、紙の材料となる森林資源や、製紙工程で消費されるエネルギーだってバカにはならないはずだ。

デジタル媒体に最も拒否反応を示すのは、紙媒体に慣れている私たちデジタル・イミグレイトの年代以上の人たちであろう。産業構造だって大幅な転換を余儀なくされる。ヘタすると仕事がなくなりかねない。まあそんなことを言ったって時代は止まらないし、そのうちデジタルネイティブの子どもたちが大人になれば、嫌も応も無くデジタル社会になって、私たちは退場を余儀なくされるのだ。心配したってムダ、ムダ(苦笑)

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