2020年9月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      
フォト
無料ブログはココログ

最近のトラックバック

« 2011年2月 | トップページ | 2011年4月 »

2011年3月

無題

The New York Timesの日曜版に心を奪われた。
これはもう水木しげるにしか描けない世界だと思う。

不公平な雨

近頃、老舎の『駱駝祥子』の一節がしきりに心に浮かぶ。

「雨は金持ちの上にも降れば、貧乏人の上にも降る。善人の上にも降れば、悪人の上にも降る。とはいえ、雨はけっして公平とはいえぬ。もともとが不公平な世の中の上に降るからだ(原文:雨下给富人,也下给穷人;下给义人,也下给不义的人。其实,雨并不公道,因为下落在一个没有公道的世界上)」

福島原発事故では東電の対応に呆れる…それどころか空恐ろしいことばかりだし、政治家の姿がほんとうに見えない。避難民たちの生活と不安。首都圏の停電、水やガソリンの買い占め、福島産野菜の出荷停止、日本経済と社会の低迷はいつまで続くのか、復興の兆しはいつから…と暗澹たる気分は晴れない。

逆に国民の感動と涙を呼んだのは自衛隊、消防隊、被災地の地方公務員の必死の活動、海外からの惜しみない援助、肩を寄せ合って助け合う被災地の人々の姿…うーん、これから政治不信、中央集権批判、地方自治体への権限委譲、エネルギー政策、農業政策の転換が現実化するだろうな。政治不信は今に始まったことではないが。

海外から「日本人の規律正しさに驚嘆」「日本人はなんと我慢強いんだ」「日本は必ず復興する」などと言われ、ネットやメディアでも「誇りに思う」「日本人はすばらしい」「日本は復興する」などという人々の意見や論調が目立つ。それはそのとおりだと素直に思うのだが、これらの期待に応えようとして無理をしないでほしいとも思う。復興を目指して立ち上がるのは素晴らしい。私もできる限りのことはする。

しかし復興するということは、それまでの「日常に戻る」ということでもある。いいかげんなこと、くだらないこと、マヌケなこと、眉を顰めるようなこと、これらもひっくるめての「日常に戻る」ということだと思う。敢えて、この災害を克服し「清く正しく美しい日本を復興しよう!」という論調には気をつけよう、と言いたい。「美しい日本」と「いいかげんな日本」、どちらも日本なのだ。

だけどもう原発だのダムだの、自分に都合の良いことを他人に押し付けるような風潮、我田引水な行いに対しては反省し注視しよう。「いいかげんな日本」はいいけど、それで日本がダメになったら元も子もないから。

選択すること

福島原発の放射線拡散により農産物から放射能が検出されている。

とはいえこれらを摂取することで、早急にかつ顕著に人体への被害が及ぶレベルからはほど遠く、公式発表では「放射線量が最大だったホウレンソウを15グラムずつ1年間食べ続けても、胃のX線検査を受けるのと同程度で、健康への影響はない」「しっかりと水洗いをすれば体に影響はない。今後は風評被害による買い控えが怖い」(2011年3月21日 読売新聞)という。

そうなると、今後は価格の安い中国産農産物がより売れるようになると思われるが、やはり私は中国産のほうがイヤだな。たぶんこっちのほうが「早急かつ顕著に人体への被害が及ぶ危険性が高い」という懸念が晴れないから(苦笑)まあでも食べるものがなくなったらそれは仕方ないか、とも思う。

日本はこれから農業政策の見直しを真剣に考え実行していかないとこの先ヤバいと思う。この災害をきっかけに…都知事も「きっかけ」と言えばよかったのに、でもそこだけ変えても全体がダメだけど…今までの国の方向性を見直していかないといけない。

個人的地震情報まとめ

被災した女川町の中国人「地元の人のおかげで助かった」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0316&f=national_0316_234.shtml

日本员工帮助20名中国研修生避难后被海啸吞没
http://news.sina.com.cn/c/2011-03-16/111222125095.shtml

日本人には道徳の血
http://www.asahi.com/international/update/0313/TKY201103130126.html

日本、頑張れ!
http://ww3.sinaimg.cn/large/675cb605jw6df64ds4ov8j.jpg

日本加油!
http://twitpic.com/48ooit

台湾如何看待日本311
http://www.youtube.com/watch?v=eKduLvFwGGw

東北地方大地震、ネット上でのデマまとめ
http://d.hatena.ne.jp/seijotcp/20110312/p1

筑波大学附属図書館
http://twitpic.com/49m0d1

福島県いわき市の図書館の様子
http://www.youtube.com/watch?v=Nx7_7X-zBiI

天罰

石原都知事の「天罰」発言を聞いて思う。

「津波をうまく利用して『我欲』を一回洗い落とす必要がある。やっぱり天罰だと思う」日本人のアイデンティティーは我欲になった」「例えば、減税という耳障りのいい言葉で釣られて国民が歓迎するという心情が、今の政治を曲げている。(今回の震災が)大きな反省の一つのよすがになるのではないか」などというのが発言の趣旨らしい。

何が天罰か。何が反省か。一億総懺悔でもせよというのか。東北の人々が大地震と大津波で愛する家族や友人を、家を財産を、故郷を失い、絶望と飢えと不安に苛まれている。「首都圏に電力を供給するための」福島原発が破壊され、福島の人々が危険にさらされている。この十数年「日本的なもの」が失われて行くことを憂慮していた人々が、個人的に「この天災を『天罰』と受け止めて反省しよう」と考えるのは勝手にすればよろしい。石原都知事を含む首都圏の人間が反省するならよいが、この激甚災害をして「国民への天罰」などと曲解する発言など論外である。

「津波をうまく利用して」とはどういうことか。都知事が言うところの「我欲」を洗い落とす必要があるとすれば、それは政府や行政、教育そして国民ひとりひとりの役目であり、断じて「津波をうまく利用」することではない。未だに元寇の神風に浸っている了見がわからない。そもそも都知事がしたり顔で言うところの「我欲」はお膝元の首都圏にあるのではないか。また天罰が下るべきは、この災害に乗じて義援金詐欺を働いたり、火事場泥棒をしたり、被災地でもないところで大量の買い占め且つ転売など企んでいる輩だ。

反省するヒマがあったら過剰な自粛はせず、毎日100円でもいいから買い物をしよう。余裕があればできるだけ。経済活動が停まってしまっては元も子もない。ムダな買い物はしないという節約は大事なことだ。しかしその結果、近所の商店街が立ち行かなくなることを頓着しないのであれば、そんな利己的な節約などヤメてしまえと言いたい。できるだけ被災地の、特に岩手、宮城、福島、茨城の食料品や生産物を買おう。諸外国が日本に救援の手を差し伸べることに感謝するだけではない。首都圏の住民が東北に救援の手を差し伸べよう。反省だけならサルでもできる。

明けない夜はない

以前載せたこともある画像だが、これは三陸鉄道車輛。
Dsc02669


大船渡線の終点・盛から釜石まで三陸海岸を走る第3セクター。このとき乗った車輛は車内に地元の小学生が描いた絵が飾られていた。笑顔で眺めるお爺ちゃんお婆ちゃん、居眠りをする高校生やサラリーマン、運転手が乗り降りするお客さんに一声かける暖かさ。
Dsc02674_2


釜石では製鉄所の煙が寒空にたなびいていた。
Dsc02677


陸前高田駅の向こうに広がる静かな風景。
Dsc02664_2


いまニュース映像で見る三陸海岸は痛々しく、というよりも惨たらしくて胸が潰れる思いだ。あのお爺ちゃんお婆ちゃんや絵を描いた小学生たちはどうしているのだろう。またいつか三陸鉄道に乗れる日が来るのだろうか。いや、きっと来る。きっと来ると信じたい。

人がいれば鉄道は走る。鉄道に乗って人は故郷を離れ、また故郷に帰る。冬は必ず終わって春が来る。雪は必ず融けて花が咲く。それが、日本だ。

差不多!

先日、トラベラーズノートのことを書いた。5〜6年愛用していると書いたが実は発売5周年だったのね。ということは5年使っているのか、いいかげんだなあオレ(笑)

5周年キャメル、うう欲しい…かっこいい…その他のアイテムも欲しくなる。でも旅に出る予定は今のところ無い…などと言わずに週末沼津とか週末富山とか、週末臺灣とか週末釜山とか、行こうと思えば行けるのにな。

前向きに行こう! 向銭看!…じゃなかった向前看!

« 2011年2月 | トップページ | 2011年4月 »