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2011年2月

そこには誰もいない

中国の「茉莉花(ジャスミン)革命」の象徴的な写真がある。

Newsweek日本版の記事からリンクされていて見つけたのだが、そこは茉莉花革命集会の集合地点とされた北京王府井の一画。群衆と公安、カメラマンたちが取り囲む輪の中心。そして、そこには誰もいない。輪の中心に革命を叫ぶ活動家、あるいは誰かが登場し、その演説やパフォーマンスを眺めて声援を送る人も、罵声を浴びせる人も、黙って眺める人も、冷ややかに眺める人も、当局に通報する人もいない。舞台に誰もいなければ芝居は始まらず、やがて観客は飽きて立ち去る。

私は「茉莉花革命」なるものが、すぐにエジプトやチュニジアのように政権打倒につながったり、リビアのような泥沼になるとも思わない。中共はそれほど脆弱でないし、むしろ恐ろしいほど強力かつ狡猾だからだ。そして孫文の言う「散沙の民」である中国人が一枚岩になることは簡単ではない。中共政権下で、良くも悪くも一枚岩の様相を呈していた中国人民は、1990年代末「できるものから先に裕福になれ」という鄧小平の「先富論」の大号令に従った。そして経済成長とともに、富めるものとそうでないものの格差は恐ろしいほど広がった。中国人民は経済成長という劇薬により、再び「散沙の民」に戻った。

北京王府井の輪の中心には、現代の毛沢東も周恩来も蒋介石もいない。そして輪の中心を見つめる群衆の視線は、何を見つめているのだろうか。

茉莉花革命

エジプトを始めとする中東諸国の民主化を求める大衆運動にならい、今日、中国でも「茉莉花(ジャスミン)革命」という行動が予定され、13の都市で一党独裁反対などを叫ぼうとインターネットで呼びかけられていた。

中国当局は同時進行で、名前が挙がった13都市の場所に、公安や私服警官を多数配置して厳戒態勢を敷いた。今日の午後2時(日本時間3時)にはどうなるのかなあ、と思って、ラジオを聞きながらネットを逍遥していたが、検索サイトがガンガン遮断されていた。まあ不発に終わるだろうと思ってはいたが、それでも上海では学生が4名身柄を拘束されたようだ。夕方になってから、ツイッターでいろいろと情報が入ってきたが、今のところ死傷者はいないようである。これはこれでよかった。

胡錦濤総書記は「よりいっそうインターネット管理を強化すべし」という揺るぎない決意を表明した。中国政府は、ここ最近のエジプト、チュニジアなど中東諸国の民主化運動に注視しており、国内では(公には)これらの事実は報道されていない。人権や民主という高度なスローガンよりも、仕事くれ、メシ食わせろ、汚職を無くせ、打倒腐敗官僚という民衆運動につながることを最も警戒している。

中国共産党が崩壊したとしても、四千年の官僚主義が崩壊しない限り、あまり現状は変わらないと思うのだが…それよりも無政府状態になるほうがもっと危うい気がするのだが…それは結局私が外国人だから言えることかもしれないね。

Stationery's life

文房具が好きなのは昔からなのだが、仕事の、というか日常の必須アイテムは、ノートとメモ帳と筆記具。

もう5〜6年愛用しているのがトラベラーズノート。革のカバーにリフィルを数冊セットしていてこれは母艦ノートにしている。もう1冊ははメモ&アイディアノートとして使用。携帯するメモ帳はRollbahnで、仕事中や通勤、散歩の途中など、思いついたことや気がついたこと、気になる本やCD、ラジオから流れてくる情報などをメモしている。残業時や帰宅後に、このメモの必要な事項を母艦ノートに記録。仕事だけでも数本のプロジェクトが同時進行なのでとにかくメモる。どちらも使い込むうちに革が馴染んできて渋くなるけど、私が渋くなるわけではないよ。旅先にも持っていくので切符やらチケット、旅先の印象、落書き、スタンプでいっぱい。

自宅に業務ノートは持ち帰らないのだが、最近コクヨのエッジタイトルが気に入っている。なんのことはない、見開き頁に日付とタイトルが書き込めるだけなのに、これがなんとも使いやすいのだ。今までは付箋を貼ったりタックラベルを貼ったりしていたのだが、取れたり切れたりして、見た目もどうも具合が悪い。打ち合わせの時はアムパッドのメモを使っている。これは、ある打ち合わせの時に、担当の営業氏がサッと取り出したのを見て、お、これかっこいい!と思って私も使い始めた。黄色いザラ紙なのだが書きやすいし、机のうえに置いても目立つから書類に紛れにくい。

筆記具はBICの二色ボールペンと、三菱のジェットストリームを愛用。最近ではRollbahnとBIC、トラベラーズノートとジェットストリームという組み合わせに落ち着きつつある。マーカーは無印良品の安いやつをデルフォニックスのビニールブリーフケースに入れて携帯。

巷間ではノートは1冊にまとめろとか、ノートは2冊以上持ちなさいとか、100円の手帳ですべてができるとか、いろいろ意見があるようですが、私は文房具をあまりスッキリとまとめることはできない性分のようですな。

手帳といえば、最近大人気なのが『ほぼ日手帳』。私もこれに乗り換えようかと、一瞬迷ったことがあった。しかし「自由度」という点ではトラベラーズノートの方が勝っている。『ほぼ日手帳』も使いやすいのだろうが、なんとなく私には合わないなあと思ったのが「日々の言葉」。毎日の頁に『ほぼ日刊イトイ新聞』から採用された名言(?)が書いてあるのだが、35万人もの愛用者が、毎日同じ頁の同じ「日々の言葉」を読んでいる、という構図が私には耐えられない。

『ほぼ日手帳』ご愛用の皆様、気にしないでくださいね。私はただのひねくれものです(苦笑)

新潟ロシア村は今

ココログのアクセス解析で、過去4ヶ月のアクセスランキングを見てみると、こんなふうになっていました。

1 新潟ロシア村の想い出
2 花輪線
3 杉と男は…
4 硫黄島の陰に隠れて
5 いまから突撃しまーす
6 伝説の男
7 町田の古本屋
7 冬の只見線
9 2006年2月
10 谷中とモンクと志ん朝と
(2011年2月10日現在)

なるほど「新潟ロシア村」でググると、このブログがトップページに上がって来る。どれだけの人が検索しているのだろう。廃墟本の影響もあるのかな。それとも復活待望論でもあるのか(笑)帰省するたびに車でこの辺を通るのだが、相変わらず入り口は封鎖されています。遠くから森の上に尖塔が見えるけど、金かかるから壊すに壊せないし、どうなってるんだろうなあ。

「花輪線」と「冬の只見線」は鉃道関係者または関連サイトからの訪問であろうか。それにしても「花輪線」でググってトップページに上がるのはどういうことだ?「杉と男は…」は故郷新潟の諺ですが、そんなに興味があるのだろうか?「硫黄島の陰に隠れて」は陸軍軍人の八原博通を取り上げた記事で、当時流行っていた『硫黄島からの手紙』栗林忠道中将の対になる人として書いた。栗林忠道が「光」なら八原博通は「陰」だなあ、という単純な視点。

笑ったのは、いまだに林葉直子と中原誠の不倫問題をネット検索している人が多いこと。ま、そんなこと取り上げる私も私だが…正しくは「突撃」ではなく「突入」らしい。「伝説の男」(2006年2月)は本田靖春の名著『疵』を読んで瞠目させられたことと、当時私が住んでいた二子新地が、伝説のヤクザ花形敬終焉の地だったことが相まって書いた。もともとは二子新地にあった亀屋(田山花袋たちが遊んだ料亭。国木田独歩の短編に登場する溝口の亀屋とは別)について図書館や資料館で調べていたときのオマケ記事。花形敬が刺された場所は料亭「仙寅」の前だったそうだ。

町田の古本屋に興味がある人も多いらしい。流入人口がとても多い街だしなあ。「谷中とモンクと志ん朝と」は、友人たちと谷中の夕焼けだんだんを散歩しているときに、シャルマンというジャズ喫茶に遭遇し、ひょっとしてここは志ん朝師匠が懇意にしていた谷中のジャズ喫茶?、という記憶が一致したから書いた。

こんな鄙びたブログにお越しいただいた皆さんに感謝多謝。

趣味は読書?

趣味は読書です、という言い方をしなくなって久しい。私にとって読書とは、趣味ではなくてメシを食ったり水を飲んだりするようなものだったからで、なんだかカッコつけた気分でそんなことを言っていた。言っていたと言っても、私は殆ど人とつきあわないから、そんなことを言う機会も殆ど無かったのだが(笑)

この一年ほど、あまり読書ができなかった。仕事が忙しい、というより、仕事が忙しいという言訳のつもりで読書に身が入らなかった、と言った方がいい。つまり、ロクにメシも食わず水も飲まなかったということである。仕事が忙しい、というよりも仕事がうまくいかないせいで、無意識のうちに心身ともにだらけていたのだろう。

いろいろなことがあって、年末年始を過ごして、最近漸く「仕事をきちんとやる」というスタンスに戻りつつある。まだまだだらけている部分も多いと自覚してはいるが、仕事をきちんとやることはとても清々しいという感覚が戻りつつある。仕事をきちんとやろうと反省し、日々自分の仕事を見つめ直しているうちに、以前のように読書ができるようになってきた。メシを食ったり水を飲んだりし始めた。美味しいメシを食いたいし、美味しい水を飲みたい。それと同じように素敵な読書をしたい。

というわけで、今年に入ってからすでに20冊ほど本を読んだ。久しぶりに、ずいぶん久しぶりに、今年の目標は100冊読破! 今までの最高記録は200冊/年だったなあ…まあ、あの頃は金は無かったがヒマと体力だけはたくさんあったのだ(苦笑)

新年

明けましておめでとうございます、って、今日は旧暦の元日なのであります。中華世界では春節ですね。出勤して「明けましておめでとう」と言ったら、わかる後輩だけがニコニコ笑って挨拶してくれた。後は「何、どしたの?」と言ってましたとさ。

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