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砂の民

中国四川省成都市や陝西省西安市で大規模な反日デモが起こり、東京都内でも一部の団体による反中集会とデモ行進が行われた。中国の反日デモは、とりあえず市民にガス抜きをさせて適当なところで政府が抑え込むという、まあいつものやり方だろうと思うが、反中デモについては日中関係に些かでも影響を及ぼすことになるだろう。ただ反日デモは中央委員会第5回総会開催中に発生した。いつもなら政府の公式行事期間中はデモを抑え込む傾向にあるのに、今回はなぜ?という疑問は残る。

中国のデモは一部の反日グループと愛国教育世代の大学生が中心になっているだろうと思われる。こちらの反日デモじたいはいつものことなので日本も過剰に反応せず、中国流に「嵐が去るのを待つ」という対応をとっていればいい。しかし今回は中国政府のやりすぎた報復措置と、民主党政権のヘナチョコ外交への怒りが相互作用を起こしてしまった。特に民主党政権が毅然とした対応をとれなかったことが最大のネックだ。

わかったふうに言えば「きっと政府レベルではいろいろと難しい局面があったのだろう」ということだが、その「難しい局面の対応」を国民から任されているのが政府であり「民主党政権」なわけで…それにしても民主党政権もスタートから辺野古で躓き、小沢一郎の金銭スキャンダル、危機感ゼロの鳩山前総理辞任、菅総理の消費税発言と、まあなんとも危なっかしい政権運営が続いている。そこへきてこの尖閣諸島問題で更なるダメージを受けた。うーん、やはり小沢一郎があちらこちらで足を引っ張っている印象がある。国民から支持されていない以上、さっさと地下に潜行すればよかったのだが、ねえ。

中国も尖閣諸島問題で、世界に向けて「乱暴者」のイメージ…中国としては「大国としての表明」くらいの認識なんだろうが…を自ら演出し、劉暁波のノーベル平和賞に過剰に反発して更に独裁国家の顔を印象づけてしまった。たぶん北朝鮮の崩壊はカウントダウンの段階に来ていると思うので、このままいくと近い将来、世界最大の独裁国家に躍り出るのは間違いない。いくら北朝鮮やビルマが独裁国家だと言っても中国に比べたら所詮脇役。


中國人最崇拜的是家族主義和宗族主義,所以中國只有家族主義和宗族主義,沒有國族主義。外國旁觀的人說中國人是一片散沙,這個原因是在什麼地方呢? 就是因為一般人民祇有家族主義和宗族主義,沒有國族主義。(『三民主義』「民族主義」 第一講)


孫文の有名な『三民主義』(1924)の一節だが、中国人にとって大切なものは「家族主義」と「宗族主義」であって「国家」「民族」という意識が無い。そう考えると毛沢東が中国をまとめあげたのは驚異的なことである。また「中国人はバラバラの砂」という言葉どおり、現代の中国の政治家も国内統治と外交の両方を行うにあたって「いろいろと難しい局面がある」のだろう(苦笑)

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