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08憲章

『08憲章』作成の中心人物として知られ、現在も獄中にある民主活動家の劉暁波がノーベル平和賞を受賞したことが、中国国内で大問題を引き起こしている。

フランス在住の作家、高行健が2000年に『霊山』でノーベル文学賞を受賞したときも、中国政府は亡命作家であることを理由に著作を発禁にしたりしたが、劉暁波のノーベル平和賞受賞はこのときとは意味が違う。ダライラマのノーベル平和賞受賞以上に衝撃的なことなのだ。

人民日報(オンライン版)を覗いても、このことについてまったく触れていない。香港の環球網では劉暁波の映像、彼の妻劉霞さんの映像も出てくる。ナレーションは広東語なので聞き取れないが、劉霞さんは「これは中国を、少しだけでも変えられるささやかな機会です…」と静かに語っている。

『08憲章(零八憲章)』に目を通してみるだけで、この大国に何が缺けているのかがよくわかる。また『08憲章』は、多くの知識人たちが公然と中国共産党を非難する声明でもあり、そのときの党の迅速な対応(狼狽?)も興味深いものがあった。

中国共産党はこのグローバルな時代に堂々と報道統制を敷くことが、世界からどのような目で見られるかをわかっているのだろうか。しかし中国の政治家にとって、極左から右派扱いされることは、政権からの転落につながりかねない。だからやむを得ず世界の潮流に背を向けざるを得ない。

中国共産党は「和諧社会(調和のとれた社会)」を目指すというスローガンをぶちあげたが、そういうスローガンをぶちあげるということは…そういうことなのだ。まさに「わかっちゃいるけどやめられない」のである。

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