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冬の五能線と太宰の宿

鳴沢を過ぎて国道の下を通過すると目の前に突然日本海が出現する。なかなか感動的。列車行き違いのため鯵ヶ沢で暫し停車。鯵ヶ沢と言えば、ブサカワイイ秋田犬わさおで有名になったところである。また名物イカの丸焼きが美味しいらしいが、今日の私にはどちらも縁が無い。
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鯵ヶ沢から先、五能線は千畳敷、大戸瀬、風合瀬、驫木、追良瀬を経て荒れる日本海を眼下に見てひた走る。
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いずれの駅舎も寂しい佇まいで、日本海から吹き付ける北風を受け止めている。羽越本線の五十川から鼠ヶ関、越後寒川、間島の辺りも日本海沿いを走るのだが、ここ五能線は断崖絶壁の縁を走るため高さが違う。是亦一興。
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1157に終点の深浦に到着。石油ストーブが焚かれた待合室で、弘前で購った駅弁を食べ一息入れる。
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さて東能代行きが発車するまで1時間半以上あるので深浦の街を散策。深浦は海岸線に沿って細長く広がる街だ。秋田方面へ10分程歩くと道路沿いに風格のある建物があり、近づいてみると『ふかうら文学館』と書いてある。
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太宰治の『津軽』にも登場する深浦の宿というのはここなのだそうだ。拝観料300円を支出して中に入る。二階に太宰宿泊の間というのがあって当時の室内が再現されている。太宰はここで酒飲んでたんだなあ、と感概深く眺めていると、畳の上をのそりのそりと何かが動いている。よく見るとこれがカメムシ(笑) 太宰の間を悠然と歩く冬のカメムシが妙におかしかった。

寒風吹き付ける深浦の街を歩いて駅に戻り1339発東能代行きに乗車。横磯、艫作を経て岩館から秋田県に入り東能代に到着。ここから奥羽本線に乗り換えて終点の秋田に向かう。
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