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臺鐵林口線に乗りに行く

ときどき小雨が交じる臺北。今日も油飯の屋台で遅い朝食を食べる。今日も美味しい。屋台のおっちゃんは(あれ、また来たの?)って笑顔で油飯を出してくれた。

臺灣捷運に乗って龍山寺まで行き寺廟にお参りする。龍山寺は臺北でも最も古い街のひとつで東京で言えば浅草みたいなところ。こんどは夜に来てみようかな。
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公園の一画で爺さんたちが何やら熱中している。縁台将棋でもやっているのかと思って眺めていたがそれにしては異様な熱気。しかもみな片手に金を握ってああでもないこうでもないと言っている。目つきの鋭いオヤジがときおり周囲を気にしている。おお、これは賭博だ、賭博。ふらふらと近づいて覗き込んでみたら、何やら字が描かれた丸い牌を積み上げて出た目で勝ち負けが決まる仕組みらしい。目が出る度に勝った爺さんはニヤリと笑い負けた爺さんはチッと舌打ち。やっぱり金を賭けなきゃ面白くないよね(笑)
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さて今日のメインイベントは臺鐵林口線に乗ることなので午後はテツ活動。臺北車站から區間車に乗ってまずは樹林で下車。特に理由は無いが樹林は大きな操車場があり東部幹線など樹林が起点・終点になる編成が多いので降りてみただけ。暫く構内で写真などを撮り次は山佳に行く。臺鐵でも有数の古い木造駅舎なのだが構内は大工事中。建設資材に囲まれてあの木造駅舎は健在だった。続いて陶器で有名な鶯歌に降りる。駅を出てぶらぶら歩いていたら雨が強くなってきたので川沿いの四阿で雨宿り。そしていよいよ桃園に到着。念願の臺鐵林口線に乗るのだ。
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林口線というのはもともと工業地帯を走る貨物線。臺鐵の桃園から終点の林口を結んでいるため桃林鐵路とも呼ばれている。沿線にもたくさん人が住んでいるため沿線住民から旅客運行の要望が高まり、2005年になって漸く旅客運行が開始された。現在は桃園から海湖までが旅客運行対象で海湖から終点の林口までは相変わらず貨物線だ。ところでこの林口線、朝夕の2往復しか運行されない。まだまだ貨物線としての需要がメインのためこれ以上の運行は今のところ難しいらしい。しかも林口線は2009年8月現在で無料で乗ることが出来る。つまり試験運行扱いなのでタダなのだ。別に無料だから嬉しいわけではないが(苦笑)朝は6:55、夕方は17:10桃園発の2往復しかないのでなかなか乗るのが大変なのである。
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臺鐵桃園車站を出て右側に歩くとすぐに桃林鐵路という看板がある。
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さらに歩いていくと駐車場に入り込む。
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線路沿いのさして広くもないこの駐車場のどん詰まりに目指す林口線乗り場があるのだ。小さなプラットホームに10人くらいの人がぼんやりと列車の到着を待っていた。みな沿線住民なのかな?
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私も写真など撮り乍らブラブラしていたらお馴染みの區間車DR1000がやって来た。2輛編成なのだが1輛はロングシート、1輛はボックスシートという編成が泣かせる。気が利いてます。
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まずはボックスシートに座って終点の海湖を目指す。ガッタン、と動き出したDR1000はゆっくりと住宅街を走る。線路のすぐ脇に露地や玄関や裏口があったりしてなんか都電荒川線みたいだなあ。列車はすぐに桃林高中(高校)に停車。ここから高校生がぞろぞろ乗り込んできた。うん、これは通学の足として便利だね。寳山、南祥、五福を経て長興に停車。実はついこないだまで旅客運行の終点はこの長興までだったのだが、2009年6月のダイヤ改正で更に海湖まで延伸されたのだ。
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長興の辺りから風景が工場地帯や野原と郊外らしくなってきた。しかも曇天から薄日が射す夕方なので荒涼とした風景に…桃園国際空港が近いので時折離発着するジャンボジェット機の姿も見える。海岸近くでは海も見える。
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私はただ終点まで行って折り返してくるだけの旅人なのだが、私と同じように「ただ純粋に乗りにきた」という臺灣人もたくさんいるようだ。もちろん途中で降りたり乗ってきたりする、つまり生活の足として利用している人々もたくさんいるのだが、やはり無料ということもあって一種の観光列車みたいな認識になっているのだろう。小さな子どもを連れた家族や孫の手を引いたお爺さんもいる。「お爺ちゃん、電車乗りたい!」「よしよし、お爺ちゃんと電車乗ろうな」などというわけなのだろう(笑)
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やがて列車は終点の海湖に到着。さてここからどうするのかと思っていたら列車は更に前方に向けて走り始め周囲に何も無い野原で停車した。そして運転手が最後尾の車輛に移る。おお、ここで折り返して桃園に戻るのだな。さてさてと立ち上がり先頭車輛から眺めると線路は更に続いている。この先に林口線終点の林口車站があるのだなあ。行ってみたいけど列車はここから先は行かないのであった。どうしても行きたければ此処で降りて歩くかタクシーで行くしかないけどそういうことはしません。
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復路はロングシート車輛に移って列車の振動に身を任せるうちに車窓はどんどん暗くなり街の灯りが瞬き始めた。
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沿線風景も住宅街から郊外へ、鉄橋を渡ったり工場地帯や人気の無い野原を通ったり、終点辺りでは海も見えればジャンボジェット機も飛んでいるから退屈しない。わざわざ乗りに来る価値ある片道40分ほどの小さな旅である。次は早朝に乗りに来よう(笑)

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