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米坂線の夏

米沢駅に到着しそそくさと米坂線ホームに向かう。すでに運行を終えた1126D米沢―羽前椿が待機していた。おおこれはキハ47新潟色とキハ52国鉄色の2輛編成。これにも乗りたかったな。10:29発1129D坂町行きの発車まで時間があるのでとりあえず駅弁を買いに行く。今回は栄太郎弁当を購入。ふたたび米坂線ホームでぼんやりするがとにかく暑い。とっくに30度を超えているだろう。

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坂町行きはキハ47新潟色(赤)+キハ58新潟色(青)+キハ47首都圏色の3輛編成という、なんともカラフルな取り合わせ。先頭と最後の車輛は気持ちよく冷房されているが、真ん中のキハ58はエンジンを2台搭載していて冷房装置もついているけど、ただ扇風機だけが回っている。電力不足なのかな? 

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まあこれなら車窓全開で米坂線の旅が楽しめる。だいたい昔は暑いときは窓を開けていたのだ。冷房といえば扇風機と車窓からの風だけだったのだ。これでいいのだ。地元の人々は冷房車輛に集まっているようで、この車輛にはテツの皆様大集合。まあそういうもんだよな(苦笑)

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定刻通りに米沢を発車。窓枠に肘をかけ車窓を眺める。モーター音を聴き乍ら吹き込む風に目を細める。空は果てしなく青く夏の米沢盆地を走る米坂線。ああなんという幸福であろう…南米沢を過ぎてから田園地帯を走る。稲穂はもう実り始めており、初夏の頃に比べて収穫の色に染まりつつある。

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中郡~羽前小松~犬川を過ぎて今泉に到着。ここで坂町からやってきた快速べにばな号と行き違う。

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手ノ子を過ぎる辺りから米坂線は宇津峠越えに差しかかる。しだいに傾斜は厳しくなりガッタンゴーガッタンゴーとキハ47&58は唸りをあげる。羽前沼沢〜伊佐領~羽前松岡を経て山形県最後の駅である小国に到着した。比較的大きな町で観光地でもあり駅も立派だ。米坂線はこの先から新潟県に入る。

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12:05越後金丸到着。私はここで降りて坂町行きを見送った。次の坂町行きは14:04。暫く誰も来ないこの山奥の無人駅で弁当を食べてのんびり。越後金丸は比較的大きな駅舎のくせに無人駅。跨線橋や待合室のあちこちには蜘蛛の巣がたくさんあり、饐えたカビくさい臭いも漂うので、ホームに座り込んで栄太郎弁当を広げた。

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誰もいない駅、誰もいないホーム、一本の列車も来ない時間…駅のすぐそばには荒川の深い流れが並走しており、人家はだいぶ離れたところにあって、幹線道路はひっきりなしに大型トラックが行き交っている。この駅のそばをたくさんの車が通り過ぎるのに、この駅を訪れる人は誰もいない。

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線路に降りて暫く歩いたり、ホームに腰掛けてぼんやりしたり、駅を出て荒川にかかる前瀬橋まで歩いたり、汗が滝のように流れ落ちる。ホームに寝転がって見上げる空には薄い雲が流れていた。

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やがて小国方面から、踏切の警報機の音とともに1131D坂町行きがやってきて、ここで米沢行きの1130D2輛編成としばしの待ち合わせ。私は越後金丸に別れを告げて一路坂町へと向かうのであった。

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こんどは坂町〜米沢の往復をしてみたくなってしまった米坂線の夏。

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