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『蟹工船』再読

およそ20年ぶりに『蟹工船』を再読。

いま読むとその“面白さ”がよーくわかる。やはり社会経験がないといまいちピンとこないな……というか想像力の問題かもしれない。でもやはり社会経験を経るといろいろと細部まで理解できる。

若者が共感しているのは、労働者たちの素朴な連帯感といたわり合い、不当に搾取される労働者たちの悔しさと悲哀、権力への抵抗、勝利と敗北、そして明日につながる希望……といったところなのだろう。

人材派遣会社の不当就労斡旋行為が問題視されているいま、フリーターは使い捨てという現代社会の流れは、まさに『蟹工船』の世界とほぼ同じだ。これじゃ共感する若者が多い(らしい)のもむべなるかな。

とにかく使い捨てにされないためにも自ら学ぶことはだいじなんだよ。「大人はわかってくれない」とか「学校や先生はなにもしてくれない」と尾崎豊みたいなことを言うのも無駄とは思わないけど、いつまでも青春は続かない。

若者よ『蟹工船』を読め! って私ごときが言うことじゃないか(苦笑)

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