2020年9月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      
フォト
無料ブログはココログ

最近のトラックバック

« 五月の谷根千 | トップページ | 天災人禍 »

落語会は小湊鉄道に乗って

演藝研究会活動は主に都内で行われている。ときどき横浜あたりにも出没するのだが、まあほとんどは都内の寄席あるいはホール落語会に行っている。しかし今回の『桂三枝・春風亭小朝二人会』の会場は千葉県の、しかも市原市民会館。最寄り駅が小湊鉄道の上総村上駅というからすごい、って何がすごいんだかよくわかりませんが(笑) 

JR錦糸町駅で演藝研究会会長と落ち合いそのまま千葉駅へ。千葉駅で駅弁を購い内房線に乗り換えて車中で食べているうちに、小湊鉄道の乗換駅である五井駅に到着した。五井駅構内から連絡通路を渡ると小湊鉄道乗り場である。この小湊鉄道構内はタモリと原田芳雄が『タモリ倶楽部』の企画で一日入社体験をした場所だ。

Dsc03416

階段の下の切符売り場で精算。私はパスモで精算することになったのだが、精算をしてくれたベテラン駅員さんが熟練の技を披露してくれた。まず小さなカード型の機械でパスモ料金を読み取りつつ、五井から上総牛久駅までの乗り継ぎ切符の駅名と料金表示にパンチで穴を開け、入線してきた下り列車ホームの表示板切り替えスイッチを巧みに操作しつつ、パスモ精算表に記入をし、釣り銭を計算して私に渡してくれたのである。これだけの業務をわずか30秒くらいのあいだにやってのけるのだからすごい。

小湊鉄道初乗車の会長とともに上り列車に乗る。開演までだいぶ時間があるのでまずは上総牛久まで乗り鉄と洒落込んだ。五井〜上総村上〜海士有木〜上総三又〜上総山田〜光風台〜馬立〜上総牛久というルートを小湊鉄道キハ211系はガタゴト走る。窓から吹き込む初夏の陽気を思わせる風が心地よい。上総牛久ではすぐに上り列車に乗り換える予定だったのだが、上総牛久駅は対面式ホームだったのでタッチの差で上り列車は発車してしまった。ここらへんの詰めの甘さが私が適当な乗り鉄たる所以(苦笑)

Dsc03419 

まあしかたないので会長とふたりで上総牛久駅周辺を散策するが、旧街道筋には食堂もコンビニも無くなんとも寂れた雰囲気だ。もしやと思い線路を挟んで反対側に出ると、ここらへんはバイパスが走っており当然乍ら食堂もコンビニもあった。やがてやってきた上り列車に乗り込んで上総村上駅で下車し市原市市民会館までテクテク歩く。

会場に入ると三遊亭歌武蔵が喋っていた。歌武蔵が引っ込むと春風亭小朝が出てきて『子別れ』を一席。うーん、私は『子別れ』があまり好きではないのだなあ。小朝のあとは桂三枝登場。あの独特の口調で喋り始めるとなんだか安心する。今日は『誕生日』という噺だった。質・量ともに新作落語のトップを走る三枝師匠だけにさすがに巧い。関西弁の新作落語であり、若手の落語家とは違ったちょっとレトロな雰囲気が、ちょうど往年の夢路いとし・喜味こいしの漫才にも通じる雰囲気が嬉しい。

公演が終わりふたたび上総村上駅までテクテク歩く。地方都市だけあってお客はみな車で来場しているようで駅まで歩くのは我々だけ。まあそんなもんだよな。上総村上駅で1時間ほど上り列車を待つ。ヒマつぶしに上空を頻繁に行き交う飛行機を眺め乍ら、社名や機種の観察をする。さすが成田空港の近くだけあって次々と飛行機が飛んでくる。

Dsc03423

田んぼの中にある駅舎の屋根は袴腰タイプで時代を感じさせる。

Dsc03427

木製ラッチも切符売り場も雰囲気満点。

Dsc03425

Dsc03426

五井駅から千葉駅、千葉駅で総武線快速に乗り換え、錦糸町駅で総武本線に乗り換えて新宿へ向かい、思い出横丁でホルモン焼きをつまみに反省会。演藝研究会と鉄道研究会をいっしょにやった一日であった。

« 五月の谷根千 | トップページ | 天災人禍 »

落語・演藝」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 落語会は小湊鉄道に乗って:

« 五月の谷根千 | トップページ | 天災人禍 »