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三陸鉄道南リアス線〜釜石線〜東北本線〜仙山線

気仙沼から大船渡線に乗り換えて終点の盛まで来た。さて予定ではここから一関まで戻るつもりだったのだが、実はここから第三セクター三陸鉄道が釜石まで走っている。どうしようなかあ、と考えていると『三陸鉄道赤字せんべい』という貼紙が目に入った。赤字経営を逆手に取った自虐的なグッズ販売戦略だ。面白いので三陸鉄道に乗ることにし、釜石までのキップを買ってホームへ。ついでに三陸鉄道チョロQなども買う。これは親友の息子へのお土産にするのである。

Dsc02667

釜石までのキップを買ってホームへ行くと釜石行き36系が発車を待っていた。JRの盛駅と直結しているのでさきほどまで乗っていたキハ110系が見える。三陸鉄道は旧国鉄盛線、宮古線、久慈線を引き継いだかたちで第三セクターとして発足した。盛〜釜石間を南リアス線、釜石から宮古まではJR山田線、宮古から久慈までは三陸鉄道北リアス線という。つまりJR大船渡線と山田線と八戸線は三陸鉄道を経由することで繋がっているのである。

盛=(北リアス線)=釜石=(JR山田線)=宮古=(南リアス線)=久慈

Dsc02669

盛から釜石まではとにかくトンネルが多い。やはりリアス式海岸ならではなのであろう。トンネルを抜けると海辺、海辺を抜けるとトンネルという感じ。乗客は私以外は地元の方ばかりらしく方言が飛び交ってかなり賑やかだ。特にお年寄りの会話はかなり訛っていてほとんど聴き取れない。やや小型の車輌はアットホームな雰囲気でガタクリガタコンと走る。もう何も考えることなくただただレールの響きに身を任せるだけ。

何が入っているのか身に余る大きな風呂敷包みを背負ったオジサンが、椅子に座ったまま立ち上がれなくなって慌てている。連れのオジサンが笑い乍ら手をひいて立ち上がらせていたが、この一部始終を眺めていた乗客からいっせいに笑い声があがった。隣に座っていた地元のオバチャンも顔を見合わせて(あれあれ、あの人、だいじょうぶだべか)というような会話をしている。なんだ、こののんびりさ加減は(笑)

Dsc02674

やがて釜石行き36系は釜石駅に到着した。釜石駅は三陸鉄道とJR釜石線、山田線の分岐駅でホーム間は地下道で繋がっている。反対側ホームには盛行き36系青色塗装が停まっていた。

Dsc02675

三陸鉄道の改札を出てこんどは釜石線で花巻へ向かうのだが、発車まで1時間ほど間があるので駅の蕎麦屋に入ってみた。なにか地元らしい蕎麦はないかと品書きを見ていたら『ホタテ蕎麦』というのがあった。食べてみたらこれがまたなんとも…不味い。熱々の蕎麦の上にホタテとめかぶが乗っているのだが、蕎麦とホタテとめかぶの風味がみごとにバラバラで美味しくない。冷やしで食べたら美味しいのだろうが、これはイカン。

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釜石駅前を暫し歩き、駅前の商業施設の古本屋を覗く。よくみるとここの1階にちゃんとした蕎麦屋があるじゃないか。釜石にお越しの際はここで蕎麦を食べることをお薦めする。私の釜石に関する知識は『新日鉄釜石』と『新日鉄釜石ラグビー部』くらいなものだ。今日も新日鉄釜石製鉄所は操業中。

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釜石から釜石線で花巻へ出る。途中、柳田国男翁の『遠野物語』の舞台となった遠野を過ぎる。花巻に到着したときはすでに夕闇が濃くなっていた。駅前で「ここが宮沢賢治の故郷かあ」と感慨にふけること暫し。しかしあまりの寒さにすぐに駅構内に戻る。

Dsc02690

花巻から東北本線で一関へ向かい、一関で仙台行きに乗り換える。もう車窓は真っ暗なので『西城秀樹のおかげです』を読みふける。仙台から仙山線に乗り換えて山形へ戻り宿のベッドに倒れ込むように眠る。今日は山形〜宮城〜岩手を渡り歩いた一日であった。明日はいよいよ陸羽西線経由羽越本線で新潟へ向かう。

 山形 
 | 
 仙台−−小牛田−−一関−−花巻
              |
              遠野
              |
           盛−−釜石

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コメント

実は、母方の伯母が釜石に住んでます。
小さい頃は長野から丸一日くらい掛けて、伯母さんの家まで行ってました。
今は新幹線で盛岡までぴゅーっですけど、夜行か何かに延々と揺られて、日の出前にどこかの駅で乗り換えの電車を待っていた記憶があります。
伯母さんちに行った時に連れて行ってもらった浄土が浜近くの食堂のウニ丼やイクラ丼の美味しさは忘れられません。
蕎麦は…残念でしたね~♪

つたえつ様
今年もよろしくお願いしますね。

>夜行か何かに延々と揺られて、
>日の出前にどこかの駅で
>乗り換えの電車を待っていた記憶が

当てずっぽうですが、たぶん上野発青森行きの夜行列車ではないかと思います。午後に篠ノ井を出発、信越本線から高崎線経由で大宮(あるいは始発の上野)に向かい、東北本線を夜行で北上して夜明けに花巻で下車、そこから釜石線始発で釜石へ・・・ってとこではないでしょうか。

(信越本線)篠ノ井−−上田−−軽井沢−−横川−−高崎
 (高崎線)高崎−−熊谷−−大宮−−上野
  (東北本線)上野−−大宮−−宇都宮−−福島−−仙台−−花巻
   (釜石線)花巻−−釜石

ルートは間違い無いです。大宮で乗り換えた事もあるし、上野まで行った時も有ったと思います。
とにかく時間が長くて子供の私には辛かったですけど、ビュッフェに連れてって貰えるのが嬉しかったし、いつだか寝台に乗った時は流石にはしゃぎました。
不思議と往きの記憶ばかりで帰りはあまり覚えて無いんです。

以前に比べると旅の楽しみって減ってる気がしますね。

ほお、そうでしたか。旅情ってものが感じられますなあ。
ビュッフェじゃないけど、私は親に連れられて特急「とき」(まだ上越新幹線の走る前)に乗って、車内販売のサンドイッチや冷凍みかんを食べるのが好きでした。
特急「とき」…思い出の列車です。

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