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演藝研究会歳末風景

いつものように新宿駅で演藝研究会会長と待ち合わせ、いつものように甲州街道沿いの増田屋で蕎麦を食べ、いつものように末廣亭へ向かう。今日は歳末の連休初日、しかも昼席夜席入れ替え無しというせいもあるのか、1時半頃に入ったときはすでに1階席は満員で2階席に通された。2階席もすでに半分以上埋まっている。やっぱり落語ブームなのか、それとも他に行くところがない輩が集まっているのか。

柳家小里ん、ホームラン(漫才)、桂南喬に続き川柳川柳登場。開口一番「こんにちは、福田康夫です」暫くこのフリでウケを狙うつもりらしい。客のノリが悪いと言ってはいじりまくり、長々と自著の宣伝をした後で、いつものように『ガーコン』に突入。しかし78歳ともなると何も怖いものなど無いのだなあと妙に感心する。トボケた味わいの伊藤夢葉(奇術)を挟んで柳家小さんが『長短』を一席。

仲入り後は三遊亭歌之介がハイテンションの漫談で会場を爆笑の渦に叩き込む。割り箸ウンチクの大瀬ゆめじ・うたじ(漫才)に続いて、大ベテランの入船亭扇橋登場。「また(前座噺の)『つる』じゃねえだろうな(笑)」と言っていたら、ほんとうに『つる』を演じた。扇橋師匠、だいぶ具合が悪いのかもしれない。春風亭一朝、○一(まるいち)仙三郎社中の太神楽と続く。仙三郎師匠の土瓶の藝に驚嘆。トリの柳亭市馬『掛け取り風景』で笑わせてもらった。相撲甚句に三橋美智也メドレーと、得意の喉を披露して客席を酔わせるあたりは巧い。それまで私の隣で気持良さそうに居眠りをしていたオジサンが、市馬が喋り始めると目を覚まして高座を見つめ、大きな声で楽しそうに笑い始めた。

「柳家小さん一門の滑稽と自分の持ち味を、うまいこと活かしてるねえ」
「いつ観ても安心していられるし、そのうえいつも予想外の面白さがあるところが凄い」

新宿から上野へ移動。演藝研究会会長はアメ横の中田商店を覗いて米軍ブーツの品定め。焼きとんを肴に酒を飲み、それからガード下の『大統領』に移動して焼酎を飲む。まずは今年の演藝研究会の反省。

「今年は立川談志の落語を聴かずに終わっちゃったな…来年こそ談志だね」
「立川談春もすっかり人気者になっちゃって独演会はあっという間に完売だよ」
「オレはさあ、談春より立川志らくのほうが好きなんだよなあ」
「そうそう、談春は談志プロパーだけど志らくは違うからね…志らくはどちらかというと古今亭志ん朝スタイルだもん」
「志らくも立川志の輔も、談志に憧れてはいても、ちゃんとおのれの藝風を確立して売れたんだよな」
「まだ観ていない大物っていたっけ? 桂三枝、笑福亭仁鶴、笑福亭鶴瓶…」
「やっぱり上方落語だねー、来年は大阪に行こうか?」

その後は延々と仕事の話やらくだらぬ話をする。そして来年も演藝研究会活動は続くのであった。

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コメント

昨日はお疲れ様でした。
ダラダラと十数年続く「演芸研究会」も、必ず納会と新年会は欠かさぬわけで・・・。
挙句の果てにアメ横でスッポンにお目通り頂くとは思いもしませんでした。
また、来年もよろしくお願いいたします。

暴れてましたねー、スッポン。今頃はどこかで鍋のなかでしょうか。
納会が川柳と小さんと市馬…寄席らしくてよかったですね。
こちらこそ来年もよろしくお願い致します。

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