晩秋の大糸線を行く
早朝の上田駅からしなの鉄道に乗り、篠ノ井駅で篠ノ井線に乗り換えて、姨捨駅のスイッチバックを堪能してから松本へ。松本駅で駅弁を購い大糸線に乗り換える。
真っ白に雪化粧した穂高を車窓に眺め乍ら長野色115系は安曇野をひた走る。信濃大町駅を過ぎると車窓の風景が雪景色になってきた。車窓から眺める木崎湖は実に良い感じだ。ここからどんどん雪が深くなっていき、電化区間の終点である南小谷駅に降り立つと寒さが肌を突く。今日は晴天なのだが数日前の雪の日はよほど寒かったのだろう。つくづくこんな山奥でひっそりと暮してみたいと思う。冬は深い雪に埋もれて本を読み、春の訪れとともに畑を耕す。私は田舎者なので、田舎暮しは実際にはとても厳しい暮らしだということはわかるが、都会の人が憧れてしまうのもよくわかるなあ。
暫く駅構内を散策しているうちに糸魚川方面からオレンジラインのキハ52系がやってきた。旧国鉄色の1輛編成が、よっこらしょと山を登って来る姿に感動。小さな車輌は地元の人々や鐵道ファンであっという間に満員となった。
ヒスイの産地としても知られる姫川沿いを、キハ52系はゴットンゴットンと走っていく。根知駅で糸魚川方面から来る2輛編成とすれ違った。こちらは濃紺ラインと、首都圏色のオレンジ単色キハ52系の2輛編成だ。うーん、これにも乗ってみたい。
頸城大野あたりから車窓は水田地帯に変わって行き、いよいよ終点の糸魚川が近くなってきたことを実感。糸魚川駅構内には鐵道ファンにはお馴染みのみごとなレンガ車庫が建っている。 歴史を感じさせるこのレンガ車庫も保存運動が持ち上がっているそうだ。
富山方面から来る直江津行き列車を待ち乍ら、駅前でざる蕎麦を食べる。糸魚川駅前は閑散として、晩秋の薄い陽射しが寂しく駅前ロータリーを照らしていた。
糸魚川
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南小谷
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信濃大町 姨捨−−篠ノ井
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松本 上田
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