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2007年10月

浦賀の渡しに乗る時は

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スリル満点です。


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あっさり渡りきってしまうのが惜しいくらいの良い天気。
湾内クルーズでもやってくれないかな。

カモメが翔んだ日

湘南新宿ライナーで逗子まで行き、横須賀線久里浜行きに乗り換えて久里浜へ。途中、北鎌倉でたくさんの乗客が降りてゆく。やはり観光名所なんだなあ。横須賀の手前、田浦の駅舎は古くて実に良い感じだ。今度じっくり見物に来ようと思う。久里浜で降りて京急久里浜線で堀ノ内へ戻り浦賀行きに乗り換える。

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朝から何も食べていないので通りすがりの定食屋でイワシフライ定食を食べる。浦賀のイワシなのか? 

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浦賀湾の西側を歩くと旧道筋に古くて良い感じの建物が並んでいた。三崎の風景とよく似ている。地形も似ているしね。

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地図を見てもらえばよくわかるが、浦賀湾は浦賀駅を支点にして東西に長く切れ込んでいる。昼下がりの浦賀湾は波も静かで、漁船やモーターボートが行き交っている。秋晴れの青い空にカモメがピューっと飛んで潮の香りが漂う。都心から1時間ほどでこんなに観光気分が味わえるのだ。

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浦賀の渡しで対岸に渡る。片道150円。矢切りの渡しは船頭さんが櫓を漕いでゆっくり渡るのだが、こちらはポンポン蒸気なのであっという間に到着。まあこれはこれで面白い。これだと対岸に渡るのが便利なので地元の人もけっこう利用している。

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東側は民家が密集していてあまり面白く無い。それでもテクテク歩いていくとやがて大きな団地にぶつかった。その先には漁港がありカモメがたくさん飛んでいる。気がつくと『カモメが翔んだ日』を口ずさんでいた。

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また渡し場まで戻るのも億劫なので、ちょうどやってきた路線バスに乗って浦賀駅へ。

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浦賀から京急に乗って横須賀中央で降りる。今日は地元のお祭りらしく、法被姿の若い衆やオジサンたちが顔を赤くして千鳥足で歩いていた。私も居酒屋でホルモン焼きをつつき乍らビールと梅サワーを飲んでべろんべろん。何で独りでここまで飲むのか、ここは横須賀。私も千鳥足でドブ板横丁を抜けて汐入の駅から京急に乗って帰宅。電車の中で口ずさむのはもちろん『横須賀ストーリー』

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神保町を彷徨う

ひさしぶりに神保町へ出かけて書店巡り。

東京堂書店にて、内田樹『街場の中国論』(ミシマ社)、田村志津枝『李香蘭の恋人〜キネマと戦争』(筑摩書房)、立川談志『談志絶倒昭和落語家伝』(大和書房)、林哲夫『古本屋を怒らせる方法』(白水社)、喜多村拓『古本屋開業入門〜古本屋商売ウラオモテ』(燃焼社)、酒とつまみ編集部編『酔客万来』(酒とつまみ社)を購う。相変わらずここの魔法の新刊棚の威力は凄い。あれもこれも欲しくなってしまうじゃないか。

中国書籍専門書店の内山書店にて、周啓虹『日記で学ぶ中国語日常表現』(DHC)、鉄道部運輸局編『全国鉄路旅客列車時刻表』(中国鉄道出版社)を購う。さすが大陸の時刻表はたくさん載っているなあ。むかしからそうなのだが、中国の市販の時刻表はかなり省略されている。すべての運行表が掲載されたのは無いのかなあ?

ローカル出版社の本が揃う書肆アクセスにて、大穂耕一郎『東北ローカル線の旅』(無明舎出版)、林哲夫『喫茶店の時代〜あのときこんな店があった』(編集工房ノア)を購う。北海道から沖縄まで個性的な出版社はたくさんある。やっぱり書肆アクセスは良い本屋だ。

お腹が空いたのでキッチン南海にて盛り合わせ定食を食べる。うーん、美味しい。定食が来るまで『酔客万来』に目を通す。中島らものインタビュー(完全版)が無気味な迫力に満ちていた。

書泉グランデ6階鉄道書籍売場にて『岩波写真文庫復刻版:汽車』(岩波書店)を購う。赤瀬川原平セレクションの復刻版。岩波写真文庫は写真家の名取洋之助が編集長格だったのだなあ。

古本の小宮山書店にて、海野弘編『上海摩登(シャンハイモダン)』(冬樹社)、田村志津枝『台湾発見〜映画が描く「未知」の島』(朝日文庫)、村松伸『中華中毒』(ちくま学芸文庫)を購う。『上海摩登』は、たぶん1930年頃に刊行されていた諷刺漫画雑誌(『上海漫画』とか)あたりが元ネタなんだろうと思ったが、包装されているので中身がわからない。まあいいやと思ってレジに持って行くと、店員が「内容、確認しますか?」と言って見せてくれた。やっぱり思った通りでした。それにしても懐かしいです、冬樹社。

やっぱり寄らずにはいられない三省堂書店にて、池田清彦『他人と深く関わらずに生きるには』(新潮文庫)、梅棹忠夫『情報の文明学』(中公文庫)、大竹伸朗『既にそこにあるもの』(ちくま文庫)、岡崎武志『古本病のかかり方』(ちくま文庫)、小林信彦『回想の江戸川乱歩』(光文社文庫)を購う。『他人と深く関わらずに生きるには』『回想の江戸川乱歩』は単行本で持ってるんだけどまた買っちゃった。家にあるはずだけど何処にあるかわからないしね。

それにしてもほんとうにひさしぶりの書籍大人買い。リュックの紐が肩に食い込んで重かった…

疲労困憊?

深夜、金縛りに遭った。
ベッドの中で夢うつつだったのだが、突然両肩のあたりを凄い力で押さえつけられ、そのまま身動きできなくなった。「あ、あれー???」と思っているうちに、なんだかブツブツと呟くような声(のようなもの)が聞こえてくる。目を開けたら何かいるかもしれない、と思って目をつぶっていても、いっこうに身体は動かない。
ブツブツ言う声(のようなもの)は実は私の寝言かもしれないのだが、とにかくナンダカワカラナイ。正直言って「怖い」という感覚はなかったが、とりあえず南無阿弥陀仏などと唱えているうちに、すうっと身体が楽になり覚醒した。枕元のラジオからは深夜放送のDJの声が流れている。夢だったのか? 
実は今夏、台湾で泊まったホテルでも金縛りに遭った。当時、台湾は中元節(この期間に祖先の魂が戻ってくる…お盆ですね)だったので、どこかの誰かが慌てて私のところにやってきたのかな? まあ、ふつうに考えて疲れていたからだろうと思っている。今回も病み上がりだし、ここんとこ体調弱りっぱなしだから、まあそういうことなんだろうと思う。
うーん、ナンダカワカンナイけどいい気分じゃないなあ(苦笑)

青森は日本だったはずだが

近所の小さな八百屋でよく買い物をする。この八百屋は近隣住民にも重宝されているようで、バラックのように小さい乍らもしぶとく生き残っている。総じて下手な安売りスーパーよりもここの野菜のほうが美味しい。しかもこの店で野菜を買うと、オヤジが必ずアドバイスをしてくれる。

「このホウレン草もいいけど、こっちのほうが美味しいよ。こっちは今朝入ったばかりだし新鮮なんだよ。こっちがいいよ」
「ああっ、茄子かい、それならこっちのほうがお得だよ。甘味が違うよ、甘味が」

つまりこのオヤジはたいそう良心的なのであるが、ときどき変なアドバイスもしてくれる。今日はここで珍しく青唐辛子が売られていたので買ってみたら…

「ああ、それはネ、辛いよお、すっごく辛い。食べてみたんだけどさあ、いやあ辛かったア…外人さんは喜ぶんだけどネ、気をつけたほうがいいよ、日本人はなかなか食べられないから」
「ふうん…これ、ひょっとして韓国産?」
「ううん、青森産」

なんだそりゃ。

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東武日光線を行く

東武日光線に乗って日光まで行ってきた。といっても東照宮にも行ってないし、そもそも駅舎から出ていない。いつものように電車に乗りに行ってきたわけだ。今日の目的は、東武日光線のなかでも絶滅寸前の木造駅舎、知る人ぞ知る北鹿沼駅探訪である。

朝も早くから東武伊勢崎線に乗り、荒川を越え利根川を越えて栃木に入り、東武動物公園駅で後発の東武日光行きに乗り込む。窓の外は雨。もともと無計画の旅だからどうしようもない。そもそも私の人生が無計画無目的だからどうってことはないのである。東武日光駅まで来たはいいが外は雨だし折り返しの浅草行き区間快速に乗らねばならぬ。したがって雨に煙る駅前の風景を眺めただけで、早々と日光を後にするのであった。せっかく来たので日光自慢の駅弁「味わい街道」を頂く。

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下今市を過ぎて区間快速は北鹿沼駅に停車し、私はそそくさと駅に降り立つ。後に続く人は…誰ひとりとしていない。まあ当然だナ。浅草行き区間快速は小雨のなかに消えてゆき、私はひとりホームに残る。そして…北鹿沼駅。いやはやなんとも、期待通りの素晴らしい駅舎でありました。

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窓枠が一部アルミサッシになっているところが惜しいが、それでも堂々たる風格の木造駅舎であります。資料によれば昭和4(1929)年開業当時そのまんまということだ。人間でいえばもう喜寿を過ぎていらっしゃる。無人駅なのでICカード対応機器が無粋に立っているが、これとアルミサッシを除けばまさに戦前の香り漂う木造駅舎である。

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今日の目的は北鹿沼駅だけだったのだが、東武日光に向かう車窓から意外なものを見つけた。それは楡木駅の駅舎。噂によればすでに改築が始まっているとのことだったが、車窓をぼんやりと眺めていたら、なんと木造駅舎がまだ健在の様子。というわけでこのまま栃木まで戻る予定を変更して、北鹿沼の後に楡木駅で下車したのである。

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なんとなんと、ここは北鹿沼駅以上の素晴らしさでありましたよ。窓枠はどこもかしこも木枠でICカード対応機器以外は、北鹿沼駅舎を凌駕してあまりある素晴らしさでした。ふだんは無人駅らしいのだが今日はなぜか臨時に駅員さんが詰めていた。やはり人がいる駅舎は生きている感じがするなあ。ここも昭和4(1929)年開業当時の面影をそのまま残している。

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駅員さんに「この駅舎も改築されちゃんですねえ」と話しかけたら、朴訥な北関東訛りで「いやあ、なにしろ古くてネ、開業当時からほとんど変わってませんから…それだけにイメージも悪いし…(苦笑)」そんなことはないと思うのだが、まあこれも会社の方針だからしかたない。改築はこれから始まるということで、まさにギリギリセーフ。僥倖、僥倖。駅舎ファンよ、楡木に行くなら今のうちだ!

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やがて日光方面からやってきた各駅停車に乗り込んで、さてあとはガタゴトと浅草まで出るかと思っていたが、突然栃木駅に降りてみようという気になった。繁華街でもぶらついてみようと思ったのだ。どうせいきあたりばったりの人生だし(笑) ところが駅前に出てみて愕然としてしまう。なんと寂しい駅前なのだろう。栃木駅なのに……賢明なみなさんはもうお気づきであろう。そうです。栃木県の県庁所在地は宇都宮なのでした。朝が早くて睡眠不足のせいもあり、私は迂闊にもここで降りてしまったのである。

ここで20分ほど待てばJR新宿行きの特急列車があるのに気づいた。東武からJR乗入れ? 鬼怒川から栗橋を経てJR区間に乗り入れ、大宮経由で新宿まで行く特急なのだった。これを逃せばもう二度と乗る機会などないだろう。特急きぬがわ号はあっという間に新宿に到着したのでありました。

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