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JR鶴見線大川支線制覇の巻

毎年GWにはロクなことをしていない。たいがい仕事してたり、疲れて家で寝てたり、なんとまあしょうがないことである。というわけで今年もあいかわらず連休の半分以上は仕事(在宅含む)、あとの数日は疲れて寝てたり洗濯してたり家でゴロゴロしてたりである。まあ1日くらいは何かしようと思い立ち、時刻表を眺めてはたと膝を打った。そうだ、鶴見線大川支線を制覇しよう! これが本日のハイライト、GWのハイライトだ。これで鶴見線完全乗車達成だあ。鶴見に行こう!と叫んで家を出た。途中、昨年も同じ理由で東海道線に乗って熱海に出かけたことを思い出した。なんと進歩のない人生であることかと、車中独りで嘆息。

鶴見に行くまでにあちこち回り道。尻手から南武線支線に乗り換えて、八丁畷で京急線に乗り換えて京急川崎下車。JR川崎まで歩いてそこから横浜に出て崎陽軒の駅弁を買い、なぜか東神奈川のホームで食べていると、根岸線でボヤ騒ぎが発生し京浜東北線が停まってしまう。うーん、これじゃ鶴見に行けないなあ。というわけで、東神奈川の真ん前にある京浜急行の仲木戸から生麦駅へ出て、いったん電車を降り横浜市営バスに乗って国道駅前で下車。

さて賢明な読者のみなさまにおかれては、そのまま京急鶴見へ行ってJR鶴見まで歩けばいいじゃないか、あるいは横浜市営バスで鶴見駅前まで行けばいいじゃないか、とお思いだろうが、そういうことは質問しないでいただきたい。さて、ここでJR鶴見線について簡単に説明しておこう。

【JR鶴見線路線図】 ※( )内は南武線・南武支線

 鶴見                (武蔵溝ノ口)
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 国道                (武蔵小杉)
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 鶴見小野              (尻手)−−(川崎)
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 弁天橋−−浅野−−安善−−武蔵白石−−浜川崎
      |   |         |
      新芝浦 大川        昭和
      |             |
      海芝浦           扇町

鶴見線は1926年に私鉄の鶴見臨港鉄道として発足し、紆余曲折を経て1943年に国有化されて国鉄鶴見線、1987年にJR東日本鶴見線となった。鶴見〜扇町間が本線として運行されており、海芝浦支線(浅野〜海芝浦)と大川支線(武蔵白石〜大川)がある。

海芝浦支線は、鶴見駅から海芝浦まで1時間に1本の割合で往復運行されているが、大川支線(鶴見〜大川往復)は平日なら6〜7時台に5本、18〜20時台に6本、つまり早朝と夕方しか運行されていない。早い話が日清製粉や昭和電工など工場に通勤する人のため支線だ。当然休日ともなると運行本数は更に少なくなり、朝は7時と8時台にそれぞれ1本、夕方は1745鶴見発の1本だけになる。

また浜川崎はJR南武支線(尻手〜浜川崎)との乗り換え駅で、路線図で見るとあたかも相互乗り入れしているように見える。ところが実は駅舎が別なうえに、いったん外に出て道路を渡らなければならないという不思議な駅だ。

国道から鶴見線に乗る。国道はJR鶴見線の駅である。高架駅舎であり、高架下は一杯呑み屋などがちんまりと詰まっていて、戦前にタイムスリップしたような独特の雰囲気で有名。コンクリート部分に戦時中の機銃掃射の弾痕が残っている。ちなみに駅名の由来は国道(第1京浜)の真ん前にあるから(ホント)。

Dsc01751

ここから1637発扇町行きに乗り浅野で下車。大川行きの運行時刻まで時間があるので、ひとまず浅野から海芝浦に行こうというのである。海芝浦はもう何度も行っているので説明はしない。説明はしないが、なぜ同じ駅に何度も、しかも独りで行っているのか、ということは質問しないでいただきたい。浅野駅は本線と海芝浦支線が分岐しており、特異な三角ホーム(海芝浦支線ホーム)があることでも有名だ。

Dsc01754

やがて鶴見方面から海芝浦行きがやってきたので、乗る。最近は海(運河?)の上にある駅としてすっかり有名になったようで、乗りに来るたびに鉄道好きの老紳士や若いアベックを見かける。海芝浦でしばらく停車ののち発車。浅野には1717着なのだが、本線の扇町行きも1717着。海芝浦支線の三角ホームと本線のホームは離れているので乗り換えは不可能。しかし私は慌てず騒がず次の弁天橋で降り、すぐに鶴見方面からやってきた1720武蔵白石行きに乗り換える。しかしこの改札、味があるなあ。

Dsc01757

大川支線は路線図では安善から分岐しているのだが、実際は武蔵白石の直前で分岐している。だから武蔵白石のホームで、ああ大川行きが来たあ!と喜んでも、ホントに直前で (^0^)/~ と去っていく様子が、容易に想像できるのである。実は大川支線は正式には武蔵白石〜大川間なのだが、なぜか武蔵白石では乗り換え不可能という不思議なことになっている。かつては武蔵白石駅に大川支線用のホームがあったのだが、カーブしているために専用車輌でないと通過できなかった。この車輌が老朽化して引退するにあたり、ついでにこのホームも撤去されてしまったため、支線の起点でありながら乗り換え不可能という珍妙なことになってしまったという。これを確認するために武蔵白石まで来たので、すぐに扇町方面から来た鶴見行きに乗ってお隣の安善まで行く。あとは大川行きを待つだけだ。

Dsc01764

独りせわしなく安善駅のホームを行ったり来たりする。怪しい行動に見えるかもしれないが、鶴見線では珍しくないので誰ひとり気にする様子はない。それにしてもこの夕方に安善では5〜6人の男女が大川行きを待っている。なぜだ? みな鉄なのか? いやしかし鉄とおぼしき輩はカメラバッグを提げた兄ちゃんだけだ。あとはみな鶴見線沿線のオジサン(全員罐ビール持参)。しかし1人だけ垢抜けたオネエチャンがいる。鉄子か? しかしこのオネエチャン(推定30歳)も罐ビールをグビグビ呷っている。謎は深まるばかりだ。

Dsc01763

閑話休題。そうこうしているうちに鶴見方面から大川行きがやってきた! 大川行きに乗り込むと、意外にもけっこう人が乗っている。こんな休日の夕方にどういうつもりだ。まあそれはおいといて、さっそく車輌の先頭に立ち武蔵白石の直前でググっとカーブしていくのを堪能。オジイチャンオバアチャンに連れられたチビが「大川に突入!」とはしゃいでいる。なんともお手軽なGW行楽であることよ。安善の次はすぐに大川なので3分くらいの乗車時間。大川駅は想像どおりのショボイ駅舎で大満足。気がつくと5〜6人の兄チャンが、ダンゴ虫のようにわらわらとまろび出て、デジカメ片手に写真を撮り始めた。なんだ、みんな鉄か。

Dsc01766

3分停車ののち、折り返し鶴見行きとなる列車に乗り込んで終点へ。1時間半も鶴見線内でウロウロしていたので、鶴見駅の賑わいに呆然としてしまった。さて賢明な読者のみなさまにおかれては、最初から1745鶴見発大川行きに乗ればよかったじゃないか、とお思いであろう。しかし、行きがかり上こういうことになったのであるから、そこのところは誰も問いつめないでいただきたい。

それはそうと、これで長らく懸案であった鶴見線完全乗車がぶじ達成された。鶴見線は総延長9.7キロ(山手線なら新宿〜品川間が約10キロ)なのに、乗りつぶすには2時間近くかかる(新宿〜品川間は所要時間約20分)という、都会にあり乍ら意外と手強い路線なのである。お手軽な鉄道旅としてぜひお薦めする次第。

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コメント

途中の詳しい解説は、よくわかりません。
(バカの壁が降りてきてしまいました。)
でも、
JR鶴見線大川支線制覇!とのこと。

おめでとうございます!

世の中には、色んな都合でこんなんなっちゃいました的な路線が結構あるんですね。『線路は続くよどこまでも』なんて歌ってると、鉄道ってとっても健全な物に感じますけど、大人の事情が絡んだ複雑さが悲しかったり奇跡的だったり…そういうしみじみした人間臭さは、なかなかに良いものですねぇ…

制覇!といっても、ただ安善〜大川の2駅に乗っただけなんですけどね(笑)
鉄道ってのはまったく世間の都合に左右されまくってます。長野新幹線開業にともなう信越本線軽井沢〜横川間の廃止もそうですね。特急あさまは引退に追い込まれ、軽井沢〜篠ノ井間は第3セクターのしなの鉄道になり、横川で峠の釜飯を買うという楽しみがなくなってしまった。
まあ今でも横川、それに軽井沢、高崎でも買えるけどさ、やっぱり峠の釜飯は横川の駅弁ですよね。横川からJRバスで軽井沢に向かうのも一興だけど、やっぱり碓氷峠をえっちらおっちら越えるのが楽しかったなあ。

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