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品川心中

GW最終日は雨。※このブログはオンタイムじゃないの(笑)

雨のなかを桜木町に出てにぎわい座で演藝研究会会長と落ち合う。野毛小路のなかのレトロな洋食屋でランチを食べ、にぎわい座で幕があがるのを待つ。今日は三遊亭圓歌師匠が『品川心中』『中沢家の人々』の、古典と新作の二席を演じるという大盤振る舞い。これは楽しみである。

前座に続いてまずは三遊亭歌彦の『片棒』。けた外れのケチで身代を築いた赤西屋ケチ兵衛、自分の身代を誰に継がせるかと思案、三人の息子に「自分が死んだらどんな葬式を出すか」という相談をする。すると…落語でお馴染みのケチ噺である。會長曰く「この噺になると(春風亭)小朝の『片棒』を思い出すんだよね」小朝の『片棒』では、葬式にユーミンを呼ぶだのディズニーランドを借り切るだの、いかにも小朝らしい演出が印象的。

歌彦に続いて、圓歌師曰く「高座にかけるのは三十年ぶり」という『品川心中』を一席。衣替えの費用に事欠き、馴染みの客に心中を持ちかける品川女郎の板頭(売れっ子)お染。心中を持ちかけられてその気になる間抜けな貸本屋の金蔵。お馴染みのやりとりが可笑しい。

新作のイメージが強い圓歌師だが、そこはさすが年季が違う。よどみない口調で淡々と、おみごとでありました。しかも、普通は最後までやらないサゲまで演じる豪華版。まあこのサゲは現代ではウケない、以前にわからないからなあ。

ちなみにフランキー堺の『幕末太陽伝』では『品川心中』が重要なストーリーの一部になっている。お染は左幸子が、金蔵は小沢昭一が演じている。しかもサゲの部分が川島雄三監督の演出により、効果的に取り入れられていて面白い。

仲入り後は三遊亭小圓歌の三味線漫談。いつものように達者なもんだ。そしてふたたび圓歌師登場。お馴染み『中沢家の人々』を繰り出す。しかも今日はほぼ完全版に近いバージョン。手慣れた噺だけにのっけから満員の客を爆笑の渦に叩き込む。まるで笑いの地雷原だな。

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