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早春の篠ノ井線

東京から長野新幹線に乗って上田に着いた〜♪
ここからしなの鉄道に乗り換えて篠ノ井へ向かう。篠ノ井線乗り換えまで時間があったので、いったん外に出てみたら、私の記憶にある篠ノ井駅はデラックスな駅舎に変貌していた。篠ノ井駅に降りるのは、ほぼ二十年ぶり。あのときは長野に住む友人を訪ねて、善光寺などあちこち遊びに出かけたのだった。あのとき君は若かった〜♪ 時の流れを感じた一瞬。

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貨物列車も停車する長いホームで篠ノ井線を待つ。やや薄雲がかかっているがぽかぽかと暖かく、街の騒音も聞こえない長閑な気分。やがて長野方面からやって来た115系電車に乗り込み姨捨(おばすて)に向かう。稲荷山を過ぎたあたりから善光寺平の絶景が見えてきた。おお、これは凄い。そして電車は桑ノ原信号場を過ぎて姨捨駅に到着。

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減速していったん停車した後、ゴットン!という震動とともに、電車はゆっくりとバックして姨捨駅ホームに入線していく。スイッチバックだ。篠ノ井線のすばらしいところは、桑ノ原信号場〜姨捨駅〜羽尾信号場と、いまや全国でも珍しいスイッチバックが三箇所も連続する、という点にある。もちろん姨捨駅ホームから見える善光寺平の絶景もすばらしい。姨捨駅以外は特別な場合を除いてそのまま通過するのだが、運がよければスイッチバック三連チャンを味わえるのである。

写真の手前が篠ノ井方面、奥が松本方面である。左側の線路を走る電車は篠ノ井方面行き。松本方面から来た篠ノ井方面行き電車はまず右側の姨捨駅に入線し、その後いったん松本方面に向かって戻ってから、ふたたび篠ノ井方面に向かって走り出す。松本方面行きは姨捨駅を行き過ぎて、それからスイッチバックで姨捨駅に入線してくる。写真で見ると上り線と下り線の高低差がよくわかる。

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姨捨駅では上下線のすれ違いのためしばらく停車。観光客はそのあいだにホームに降りて、善光寺平の絶景を思う存分堪能している。やがて長野行きの列車が入線し、松本行きは姨捨駅を発車する。ホームで出発する電車を見送り姨捨駅周辺を散策。急斜面の上にある駅から集落を抜けて下まで降りてみる。

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三分咲きの桜が信濃路の遅い春を彩っていた。かなりの急斜面の上に姨捨駅舎が見える。集落の家々は急斜面にへばりつくように建ち並んでいるが、茶の間に居乍らにして善光寺平の絶景が見えるなんて、なんとも贅沢なことである。やがて俳句で有名な長楽寺が見えてきた。ここからはもう姨捨駅ははるか遠くに見える。あまり下まで降りてしまうと、ふたたび駅まで戻るのがたいへんそうなので、テクテクと急斜面を登り始めた。さすがに登りはキツイ。

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姨捨駅を出発した115系電車は羽尾信号場を過ぎて松本へ向かう。冠着(かむりき)を過ぎると電車は山の中を走る。全長約2キロの冠着トンネルや、坂北〜明科間の連続する長いトンネルを抜け、車窓はどんどん寂しくなり、やがて松本に到着した頃は、空もすっかり曇って肌寒い信濃の風が肌を刺した。昼飯を食べ損ねたので鶏肉弁当を購いホームでワシワシと食べていると、オレンジラインの313系中津川行き電車が目の前を通り過ぎていく。このあたりはもう岐阜が近いのだと実感。松本駅構内を散策し、憧れのJR大糸線南小谷行きや、松本電気鉄道を目の当たりにする。また乗りに来るぞ。

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ふたたび篠ノ井線115系に乗り込む。ちょっと疲れが出てうとうとしているうちに、電車は冠着を過ぎてふたたび姨捨駅に到着した。行きとは打って変わってすっかり曇ってしまったので、善光寺平もやや寂しげであった。コートの衿を立ててしなの鉄道に乗り換え上田に戻る。上田でホテルにチェックインした後、荷物を解いてひと休みしてから、上田交通別所線乗り場に向かった。

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コメント

待ってました!

>東京から長野新幹線に乗って上田に着いた〜♪
って、随分譜割りが難しいな(笑)

他人の目を通して見る故郷というのもまた一興ですね。
隣の駅のスイッチバックがそんなに有難いものだなんて住んでた頃は知りませんでしたから、改めて言われると照れますな~。
復路が曇りだったのは残念でした。夜景も地味に美しいんですよ。
『田毎の月』なんてのもありますから、次は初夏でも如何でしょう?

後編(?)もヨロシク!

事前調査というのが苦手で、いつも慌ただしい旅ばかりしてます。稲荷山〜姨捨界隈をじっくり散策する旅にすればよかった。まあこれでだいたい状況もわかったし、こんどはゆるりと乗ることにいたします。
わが故郷、新潟平野もただただ田んぼが広がっているだけのところですが、他国の人にしてみればそれなりに趣きがあるのかもしれませんね。

>って、随分譜割りが難しいな(笑)
吉田拓郎ふうに歌ってください。

>吉田拓郎ふうに歌ってください。
すごく分かり易いです。(笑)

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