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2007年4月

哀愁の長野電鉄屋代線

別所温泉から上田交通別所線に乗って上田に着いた〜♪
上田駅の蕎麦屋に入る。いわゆる駅蕎麦ではあるのだが、立ち食い蕎麦ではなくちょっとした蕎麦屋。もり蕎麦を手繰ったけどさすがに美味しい。さすが長野の蕎麦は美味しいなあ。これから先は出たとこ勝負で帰宅するだけだが、頭の中にはすでにいくつかのプランが妄想されている。こういうのが鉄道旅の醍醐味(笑)

上田〜(長野新幹線)〜東京
上田〜(しなの鉄道)〜屋代〜(長野電鉄屋代線)〜須坂〜(長野電鉄長野線)〜長野〜(長野新幹線)〜東京
上田〜(しなの鉄道)〜篠ノ井〜(篠ノ井線)〜松本〜(中央本線)〜八王子
上田〜(しなの鉄道)〜軽井沢〜(西武高原バス)〜万座温泉〜(吾妻線)〜高崎〜(信越本線)〜上野
上田〜(しなの鉄道)〜軽井沢〜(JRバス)〜横川〜(信越本線)〜高崎〜(八高線)〜八王子
上田〜(しなの鉄道)〜小諸〜(小海線)〜小淵沢〜(中央本線)〜八王子
上田〜(しなの鉄道)〜小諸〜(小海線)〜小淵沢〜(中央本線)〜甲府〜(身延線)〜富士〜(東海道本線)〜横浜(バカだねー)


長野−−−須坂           万座温泉−−−−−渋川
|    |            |        |
篠ノ井−−屋代−−上田−−小諸−−−軽井沢−−横川−−高崎−−上野−−東京
|            |             |       |
松本−−−−−−−−−−−小淵沢−−甲府−−−−−−−八王子−−−−−川崎
                  |                | 
                  富士−−−熱海−−−−−−−−−−横浜


そしてリュックからJR時刻表を取り出して十分ほど検討し、私はふたたびしなの鉄道の改札を通ったのである。

ちなみに鉄はJTB時刻表派とJR時刻表派に二分されるが、私はJR時刻表派である。理由は…特にない。余談だが(全編これ余談だア)交通新聞社から『MY LINE 東京時刻表』というのが刊行されている。東京・神奈川・埼玉・千葉全域と、静岡・山梨・群馬・栃木・茨城の一部を網羅しているので、近場の電車旅にはもってこいだ。私鉄と地下鉄の全時刻表が掲載されているところもいい。

閑話休題。上田からしなの鉄道に乗り、屋代で長野電鉄屋代線に乗り換える。昨日の朝までは、このまま長野新幹線か、小海線〜中央本線経由で帰ろうかと考えていたのだが、昨日しなの鉄道車窓から目に入った屋代駅ホームの風景が心に残っていた。こぎれいなホームのいちばん向こうに見えた掘建て小屋は何だ? これが名高い?長野電鉄屋代線乗り場だということがわかり、俄然この電車に乗りたくなったのである。

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屋代駅の跨線橋を渡る。すると4番線から先が突然木の床に変貌した。

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それでもずんずん進んでいくと長野電鉄屋代線乗り場。

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しなの鉄道に比べてあきらかにオンボロな階段を降りるとそこには驚愕の光景が…私は跨線橋を渡るあいだに時空を超えたのか。

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5番線長野電鉄屋代線ホームの凄さったら、ない。まるで明治時代を思わせる柱、屋根、待合室…幾度もの風雪に耐えてきたであろう、長い間に蒸気機関車の煤に燻されたのだろう。真っ黒に日焼けした柱も屋根も待合室も、すべて木で出来ている。

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柱の琺瑯看板もこのとおり、とっくに廃線となった長野電鉄木島線まで存在している。

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入線してきた長野電鉄屋代線に乗って終点の須坂に向かう。屋代から乗った客は十人にも満たない。千曲川が流れる長野盆地をひたすら走る長野電鉄屋代線はのんびりしている。屋代から終点の須坂まで乗っていたのは結局私ひとりだった。須坂で長野電鉄長野線に乗り換える。構内に長野電鉄オリジナル車輌が停まっていた。

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JR長野駅で長野新幹線に乗り換える。最後は車内で独り酒盛りをしようと、駅の売店で『おらほビール』という地ビールを買った。走り出した新幹線のシートに深く座り、ビールをうぐうぐ飲んでぼんやりする。

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早春の上田〜篠ノ井はちょっと寒かったけど良かったなあ。篠ノ井線と上田交通別所線、ほんとに良い路線だった。地ビールの酔いでぼんやりしているうちに、長野新幹線は上田を過ぎて一路東京へ向かうのであった。

郷愁の上田交通別所線

上田駅は長野新幹線と第三セクターのしなの鉄道が入っている。しなの鉄道は旧JR信越本線。しなの鉄道改札から少し先に、上田交通別所線乗り場がある。別所線乗り場は、藤沢駅に併設されている湘南モノレール乗り場みたいな雰囲気だ。ホームに停まっている2輛編成電車に乗りこむとなんとなく見覚えのある車内。これは東急電車じゃないのか? 

すでに夕方の5時を過ぎており、しかも午後から曇り始めてすっかり薄暗くなっている。車窓を楽しむなら明朝また乗らなくてはならないなあ。そんなことをぼんやりと考え乍ら、ごとごとと電車に揺られて終点の別所温泉駅へ向かう。上田を出てから約30分で別所温泉駅到着。駅舎から看板から待合室から、すべてが古き良き時代の遺物がそのまま残されている。季節外れの小雨の夜、待合室には誰もいない。駅員も帰ってしまったようである。

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さて、別所温泉に来たからには温泉に入らねばならぬ。もともとこれが目的で来たわけだが、どうも温泉街は駅からだいぶ離れたところにあるらしい。調べてみたら駅から数分のところに共同浴場があるとのことなので、小雨そぼ降る真っ暗な夜道を歩き出す。共同浴場は地元の人たちがやってくる。要するに銭湯だ。硫黄の香りが身体の隅々まで揉みほぐし、日常のなにもかも忘れて身も心も放心状態。(写真は翌日撮影)

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心地よい疲れとともにふたたび別所温泉駅に戻り、上田行き電車に乗り込む。たったひとりの乗客を乗せた別所線は、雨の田園地帯をゴトゴトと上田に向かって走り出した。季節外れの小雨降るひなびた温泉街を後にして、別所線に独りで揺られていると、このままどこか遠いところに行ってしまうような、行ってしまいたくなるような、そんな気持になる。ホテルに戻り罐ビールをうぐうぐと飲んで眠る。

翌日、ホテルをチェックアウトしたあと、ふたたび別所線に乗り終点の別所温泉駅で降りる。昨夜は雨が降っていて外も見えなかったのだが、今日はよく晴れて暖かく、別所線の長閑な車窓が心をなごませてくれる。下ノ郷駅にはささやかな車輌区があり、はじっこに東急東横線がぽつんと放置されていた。しかも行き先標示板が桜木町になったまま。おお、いまは無き東急東横線桜木町行きではないか!

電車は別所温泉駅に到着。昼間に見る駅はいちだんとすばらしい。駅舎からホームから隅々まで散策し尽くす。なにしろラッチ(改札)までが木製だ。これはすばらしい。

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別所温泉駅で上田行きの発車を待つあいだ、駅事務所で別所線オリジナルマグカップを購入。事務所にいるオネエサンは着物に袴着用。駅ぜんたいでレトロな雰囲気を醸し出す作戦らしい。ホームの端にはかつて別所線を走っていたモハ5250系車輌が展示されている。丸窓が印象的なレトロ車輌だ。

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上田に向かう電車のなかで、たっぷりと上田郊外の風景を堪能。結局二日にかけて別所線を2往復したのであった。

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早春の篠ノ井線

東京から長野新幹線に乗って上田に着いた〜♪
ここからしなの鉄道に乗り換えて篠ノ井へ向かう。篠ノ井線乗り換えまで時間があったので、いったん外に出てみたら、私の記憶にある篠ノ井駅はデラックスな駅舎に変貌していた。篠ノ井駅に降りるのは、ほぼ二十年ぶり。あのときは長野に住む友人を訪ねて、善光寺などあちこち遊びに出かけたのだった。あのとき君は若かった〜♪ 時の流れを感じた一瞬。

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貨物列車も停車する長いホームで篠ノ井線を待つ。やや薄雲がかかっているがぽかぽかと暖かく、街の騒音も聞こえない長閑な気分。やがて長野方面からやって来た115系電車に乗り込み姨捨(おばすて)に向かう。稲荷山を過ぎたあたりから善光寺平の絶景が見えてきた。おお、これは凄い。そして電車は桑ノ原信号場を過ぎて姨捨駅に到着。

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減速していったん停車した後、ゴットン!という震動とともに、電車はゆっくりとバックして姨捨駅ホームに入線していく。スイッチバックだ。篠ノ井線のすばらしいところは、桑ノ原信号場〜姨捨駅〜羽尾信号場と、いまや全国でも珍しいスイッチバックが三箇所も連続する、という点にある。もちろん姨捨駅ホームから見える善光寺平の絶景もすばらしい。姨捨駅以外は特別な場合を除いてそのまま通過するのだが、運がよければスイッチバック三連チャンを味わえるのである。

写真の手前が篠ノ井方面、奥が松本方面である。左側の線路を走る電車は篠ノ井方面行き。松本方面から来た篠ノ井方面行き電車はまず右側の姨捨駅に入線し、その後いったん松本方面に向かって戻ってから、ふたたび篠ノ井方面に向かって走り出す。松本方面行きは姨捨駅を行き過ぎて、それからスイッチバックで姨捨駅に入線してくる。写真で見ると上り線と下り線の高低差がよくわかる。

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姨捨駅では上下線のすれ違いのためしばらく停車。観光客はそのあいだにホームに降りて、善光寺平の絶景を思う存分堪能している。やがて長野行きの列車が入線し、松本行きは姨捨駅を発車する。ホームで出発する電車を見送り姨捨駅周辺を散策。急斜面の上にある駅から集落を抜けて下まで降りてみる。

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三分咲きの桜が信濃路の遅い春を彩っていた。かなりの急斜面の上に姨捨駅舎が見える。集落の家々は急斜面にへばりつくように建ち並んでいるが、茶の間に居乍らにして善光寺平の絶景が見えるなんて、なんとも贅沢なことである。やがて俳句で有名な長楽寺が見えてきた。ここからはもう姨捨駅ははるか遠くに見える。あまり下まで降りてしまうと、ふたたび駅まで戻るのがたいへんそうなので、テクテクと急斜面を登り始めた。さすがに登りはキツイ。

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姨捨駅を出発した115系電車は羽尾信号場を過ぎて松本へ向かう。冠着(かむりき)を過ぎると電車は山の中を走る。全長約2キロの冠着トンネルや、坂北〜明科間の連続する長いトンネルを抜け、車窓はどんどん寂しくなり、やがて松本に到着した頃は、空もすっかり曇って肌寒い信濃の風が肌を刺した。昼飯を食べ損ねたので鶏肉弁当を購いホームでワシワシと食べていると、オレンジラインの313系中津川行き電車が目の前を通り過ぎていく。このあたりはもう岐阜が近いのだと実感。松本駅構内を散策し、憧れのJR大糸線南小谷行きや、松本電気鉄道を目の当たりにする。また乗りに来るぞ。

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ふたたび篠ノ井線115系に乗り込む。ちょっと疲れが出てうとうとしているうちに、電車は冠着を過ぎてふたたび姨捨駅に到着した。行きとは打って変わってすっかり曇ってしまったので、善光寺平もやや寂しげであった。コートの衿を立ててしなの鉄道に乗り換え上田に戻る。上田でホテルにチェックインした後、荷物を解いてひと休みしてから、上田交通別所線乗り場に向かった。

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人生なにごとも忍耐じゃ

仕事関係で研究発表をしなくてはならぬハメになる。
ともかく資料集めに奔走、今日は市立図書館まで出かけてきた。雑誌論文や本をいくつも積み上げてコピーを取ったが、ここには所蔵されていない資料もいくつかあった。やっぱり大学図書館にコピー依頼をしなくちゃダメかなあ、と思ってなおも調べていると、県立図書館に所蔵されていることがわかった。さっそく県立図まで出向き文献を手に入れてほっと一息。
これからデータ解析をして、論文の骨子を仕上げなくてはならず、とても面倒くさい。週末だというのに仕事をしているようでとてもイヤだ。あと数本の論文を入手してそろそろパワーポイント作業に着手しなきゃなあ…平行して仕事もしなくちゃだし(当然だ)…通勤読書も資料ばっかりだし…仕事も年々歳々厳しい状況になってくるし…まあそういう時期もあるよ…などと、口を突いて出るのは愚痴ばかり。
昨年度に引き続いて今年度もキビシイ年になることはマチガイないな(苦笑)

姨捨駅の近くで出会った犬。不審者を発見して吼えてます。

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春は名のみの

週末を利用して長野の鉄道旅に出かけてきた。いずれゆっくりとルポをアップするとして、今回の鉄道旅は、JR篠ノ井線の姨捨駅でスイッチバックと善光寺平の絶景を堪能、上田電鉄別所線に乗って別所温泉で湯治、というのが主たる目的。上田を拠点にあちこち出かけた二日間だった。
せっかくの春の長野なのでいろいろと美味しいものもあるのだろうが、なにしろ電車に乗るのが忙しいので駅弁と蕎麦しか食べていない(苦笑)それでもやはり信州蕎麦はひと味もふた味も違って美味しかった。あとはスーパーマーケットにふつうにある馬肉コーナー。これも信州らしい。
土曜日は夕方から小雨模様だったが、日曜日は陽気に恵まれてぽかぽかと暖かい日だった。やっぱり電車旅は楽しいなあ。

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春は来ているけど水はまだまだ冷たい(姨捨駅周辺にて)

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