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立川流一門会

上野広小路亭にて立川流落語会。会場前で会長と待ち合わせて木戸を潜る。日本橋亭よりは古ぼけていて寄席らしい雰囲気。今夜はわれわれを含めて20人くらいの寂しい客席だったが、小屋が小さいだけに舞台との距離がいい感じだった。

開口一番は立川志らくの弟子の立川らく兵。入門して半年だから何も言うことなし。関西出身の立川志雲に続いていぶし銀のベテラン前座・立川キウイ登場。さすが17年も前座をやっているだけあって高座ぶりも板についている。「圓楽党ならとっくに真打だな(笑)」とは会長の弁。

トンデモ落語でもお馴染みの立川談之助は、立川流を除名された快楽亭ブラックが渋谷区長選挙に立候補したネタをもとに、選挙にまつわるアレコレを喋り倒す。師匠(立川談志)が参議院選挙に立候補したときにカバン持ちをさせられた苦労がいま生きる(笑)

仲入り前はベテランの立川談四楼で『大工調べ』の前段を一席。因業な大家の造型がみごとであった。ずいぶんと恰幅がよくなったなあ。先に談之助が「ここ(上野広小路亭)とあそこ(鈴本演藝場)は歩けば5分の距離なのに、われわれはあそこに出ることができない。われわれは(談志に)拉致されたんです(笑)」と笑いのめしたが、 この談四楼が真打昇進試験で落されて、これに怒った談志が落語協会と袂を分かち落語立川流が誕生したのだ。

仲入りのあいだに狭いロビーで煙草を吸っていたら、楽屋から出てきたキウイが事務員に「紙皿はありませんか? なけりゃいよいよコーヒーの受け皿でもいいんですけど」酒のつまみでも用意してるのか。

仲入り後は立川談修が『雲駕篭』を演じる。立川談春の独演会などでも聴いているが、線の細いわりには藝がしっかりしていて良い噺家だと思う。トリは立川流の総領弟子、桂文字助が『阿武ノ松』を一席。いぶし銀のしっかりした落語で聞かせる。それにしても立川流の噺家は粒が揃っている。

目当てのモツ鍋屋が満員だったので、アメ横裏通りの焼肉屋にて反省会。

「立川流の落語会は緊張感があるなあ、春風亭柳昇一門会とはエライ違いだ(笑)」
「圓楽一門会に藝協(落語藝術協会)の寄席もユルいね」
「それにしてもブラックが渋谷区長選挙立候補だって?」
「どうせ話題作りだろ? 宮崎県知事の二番煎じだネ」

オンブズマン渋谷行革110番なる団体が快楽亭ブラックをかつぎ出したそうだが、この団体もナンダカワカンナイ。快楽亭曰く「談志のDNAを継いだのは私」これには談志も笑うに笑えない。

まあこれで快楽亭も名が売れるしついでにCDも売れて借金返済も進むことだろう。選挙運動資金を借金返済に充てれば、落選しても御の字だ。どうせ渋谷区長なんぞになる気はさらさらないだろうし。

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コメント

談修はキウイと一緒に破門になったことがあるそうです。その後復帰して二つ目に昇進したそうです。破門になった頃の談修って、どんなだったんでしょうか?真面目すぎて芸人らしさが無かったのかも。
キウイはいまだに前座ですが、今後もずぅっと前座なんでしょうかね。相撲の弓取りみたい。

あの立川流前座大量破門事件のことか。あのときはキウイも破門になったはずですが、談修とキウイは復帰できたんですね。談修もキウイもあれだけ喋れリゃたいしたもんです。シロウト目ですけど…
相撲の弓取りといえば…私の世代だと江戸の花なんだよね。知りませんか、江戸の花。名前だけは華やかでした(笑)

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