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京急大師線を歩く

昨日は仕事が休みだったので昼から川崎界隈を彷徨った。JR川崎駅に直結したラゾーナという巨大ショッピングモールを見物。東芝だかどこだかの工場跡地を再開発してできたところで、平日の昼間というのに親子連れとアベックが大量に群れている。食堂街はどこも順番待ちの盛況ぶりで孤独な散歩者の入り込む余地は無い。

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しょうがないから楽器屋に入ってフェンダーのジャズベースなどを品定め、といって当面必要なこともないので見物のみ。ウクレレはたくさんあったけどマンドリンは置いてなかった。そういえばマンドリンなんて何処で売っているのだろう? 

そそくさとラゾーナから退散し、駅前のスタンドでカレーを食べ、京急川崎駅から大師線に乗る。途中で車窓から巨大な門らしきものが見えた。あれが水門か? 後で寄ってみようと思う。終点の小島新田で下車。いちど来てみたかった街である。京急川崎駅からわずか6駅という支線のどん詰まり。工場地帯のなかにある想像どおりの寂れた街で、駅前にわずかばかりの飲食街があるだけだ。ちょっと驚いたのはこんな駅前のわずかなスペースに、タクシーが3台も客待ちをしていたこと。ここから先は路線バスもなさそうなので、それなりに需要があるのかもしれない。

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跨線橋を渡って工業地帯へ向かう。跨線橋からは東海道貨物線の線路が冬の午後の弱い陽射しに鈍く輝いているのが見える。道端の古ぼけた家の庭に蜜柑の実が枝から二つぶらさがっていた。もう少し歩いてみたかったのだが、今日は時間がないのでふたたび小島新田駅に戻り京急大師線に乗る。

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途中の鈴木駅で下車し、車窓から見えた水門めざして歩き出す。ところが多摩川側には工場が立ち並び通り抜けできそうにない。結局港町駅まで戻って多摩川河畔に沿って鈴木町方面へ戻ると、ようやく巨大な水門が見えてきた。

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これは『川崎河港水門』という昭和三年に建造されたパルテノン神殿を思わせるような建造物。水門の下から見上げるとかなりの大きさだ。多摩川からの冷たい風が吹きつけ、思わずコートの衿を立てて身体を硬くしてしまう。午後の夕日はすでに傾きつつある。水門の下に立っていると、ときおり近所の住民が自転車や徒歩で行き過ぎていく。

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さて、また港町駅まで歩いて戻るのか。足も疲れてきたしなあ…などと年寄りじみた気分でいたら、ひとりのおじさんが工場の向う側から犬を連れて歩いてくるのが見えた。ひょっとして通り抜けできるのか? もうひとりのおじさんが河川敷から工場敷地を抜けて歩いていくので、私もその後をついて歩き出す。トラックやフォークリフトが佇む工場敷地を歩き、わずか数分でさきほど歩いてきた道路に抜けた。なんだ、ここから通り抜けできたんだ。徒歩3分で鈴木町駅に到着。京急川崎駅に戻り銀柳街をぶらついて電車に乗る。

新宿駅でN嬢と待ち合わせステーキを食べに行く。白系ロシア人の血をひくという噂?のN嬢とクリスマスディナー。残念乍らロマンチックな雰囲気など微塵もないままバカ話をしてステーキを食べて解散。


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コメント

>そういえばマンドリンなんて何処で売っているのだろう?

お尋ね戴いたことには答えなければなりませんね。
マンドリンはマンドリン屋さん(弦楽器専門店等)に行ったり注文したりして買います。都内だと池袋の『イケガク』が大手でしょうか。今はネット通販で割と簡単に手に入るようになりましたが、以前はわざわざ遠くまで出向いたりして大変でしたよ。その昔、マンドリンが持て囃された大正ロマンの頃ははどうだったか知りませんが、現在のごく一般的な楽器屋さんにはまずありません。近所に活発に活動している学校が在ったりすると、弦やピックくらいは置く店もありますけどね。二胡とかウクレレより人口多いと思うんですけど、私もショーケースの中で見掛けたことはありませんねぇ。
自然とそうなったのか、組合か何かの協定でそうなってるのかは判りません。
だから、マンドリンを演奏する男性などは“オタク”っぽくなりがちです。閉じた世界になってしまうんですよね。

そうそう、最近、新しい楽団の立ち上げに付き合ったのを機会に、楽器を高校時代から弾いていた“マンドセロ”から“マンドリュート”というのに持ち替えました。更に少数派になってしまいました。
貴重な楽器を弾かせて戴けるのは有難いことですが、楽器職人さんも注文されなければ作らないような代物なので、周りを飛び回るガキんちょ達から守り通せるか、少々不安でございます。

何の参考にもなりませんが、一応、存じているところだけ…

つたえつ様

あなたがマンドリニストだとはほんとに知らなかったので、楽器屋でついついマンドリンを探してしまいましたよ。明大には名門マンドリン倶楽部があるから、お茶の水界隈の楽器屋にはありそうな気もしますが…

>現在のごく一般的な楽器屋さんにはまずありません。

へえ〜そうなんだあ…ヤマハとかスガナミ楽器とか、そういうとこにも置いてないんですねえ。そうそう最近の楽器屋には蛇皮線まで置いてあるんだよ。吃驚しました。沖縄音楽もポピュラーになったものだ。マンドリンですらそんな状況なら、バラライカなんて何処で買えるんだろ…ニコライ堂があるからやっぱりお茶の水かな(笑)

最近全然弾いてないけど、コントラバス専門店というのも、私の知ってる限りでは新大久保と目黒、南新宿にしかないですなあ…いまときどきいじる楽器といったら…口琴(笑)

大師線、魅力ありますよねえ。『小島新田』とか『産業道路』なんかいいですね。誰がこんなところに住んでいるんだというような感じがあるのが。
水門は向かい側の「六郷水門」も風情があっていいと思います。
マンドリンといえば神田の「カワセ楽器」にフラット・マンドリンならあると思うんですが。

日々是好日さま

書き込みありがとうございます。いつも拝見させてもらっています。
京急のなかでも路面電車風情が濃厚な大師線でした。川崎大師駅以外はみな寂れた駅舎でいい感じでした。『六郷水門』のことは知りませんでした。いつか訪れてみようと思います。

>マンドリンといえば神田の「カワセ楽器」
機会があったら覗いてみます、って私はマンドリン奏者じゃないんですけどね(笑)

日々是好日さま、管理人さま、

フラットマンドリンと言えば、バンジョーなどと一緒にウェスタン音楽に使う、どちらかといえばエレキ系の楽器ですね。

私も東京ディズニーランドのウェスタンランドくらいでしか見た事ありません。音色や奏法の違いもありそうなので、多少興味はあるのですが、ジャンルが異なると、なかなか実物にお目に掛かる機会が無いんですよね。

ゆっくり楽器屋さん巡りをするなんて贅沢な時間はまだ持てないので、しばらくは色んなお店のHPを眺めて楽しもうと思います。
管理人さん、代わりに覗きに行って下さいよ~。

つたえつ様

>フラットマンドリンと言えば、バンジョーなどと一緒にウェスタン音楽に使う、どちらかといえばエレキ系の楽器ですね。

「カワセ楽器」のホームページを見たら写真が載ってました。 ブルーグラスで使うあのマンドリンを「フラットマンドリン」というのですね。これなら知ってます。ギターはもとよりバンジョーやドブロギターまで売ってますよ、さすが専門店。しかもここにはバラライカも置いてあるみたいです! 

>管理人さん、代わりに覗きに行って下さいよ〜。

はい、そのうち覗きに行ってきます、って私はマンドリン奏者じゃないんだけどね(笑)

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