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お悔やみ二題

多々良純死去。享年89。

なんといっても山田五十鈴の強烈な悪女っぷりが凄い『現代人』(1952)で、最後は池部良に殺される役が傑出していたと思う。あとは、若きジェリー藤尾が狂犬のように暴れまくる『地平線がぎらぎらっ』(1961)の牢名主、通称カポネ。

藝歴は古い。なんたって1936(昭和11)年に新築地劇団で初舞台を踏んでいる。同期が殿山泰司に千秋実。催眠術の達人?としても知られ、催眠体操なる独特の健康法を紹介する本も出版している。殿山泰司のエッセイにも催眠術を操る怪人として登場。


柳家小せん死去。享年83。

大正生まれの噺家がまたひとり逝った。何度か寄席で見かけたがぼそぼそ喋るいかにも古い藝人、という印象だった。柳家一門ばかりか春風亭柳昇亡きあと、落語会の最長老だった。

「次から次へと男ばかりが登場いたしまして、、、さぞかしお力落しのことでございましょう」
こんな古い古いくすぐりが似合う噺家であった。

小せん師匠が高座にあがるたびに「待ってました、色男! 小せんさん!」と叫んでいた熱心なファンのおじさん(そういう人がいたのである)も、さぞお力落しのことでございましょう。

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