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丹波哲郎逝く

私の世代で丹波哲郎といえばなんといっても『キイハンター』、千葉真一、野際陽子、谷隼人、松岡きっこ、大川栄子、川口浩と、実に濃い顔の役者ばかり揃えたものだと今にして思う。部下を束ねるボス丹波哲郎が渋くて渋くて、子ども心にもかっこいいなあと思っていた。

『Gメン75』のオープニング、丹波哲郎を中心にした役者連が滑走路を横並びに歩いて来るシーン、酔っ払って仲間たちと真似をしたのも懐かしい。あのソフト帽とコートがあれだけ似合う役者もそうそういなかっただろう。片岡千恵蔵の多羅尾伴内ってのもあるが、あれはどちらかというと奇妙な似合い方である。

『軍旗はためく下に』(1972)で上官殺害の嫌疑をかけられて処刑された軍人を、まだまだ勢いのあった東宝が爆薬をふんだんに使って製作した『激動の昭和史 沖縄決戦』(1971)では自決する軍人を演じ、場面は少ないのだが『八甲田山』の弘前歩兵第31連隊長などが印象に強く残っている。幕末の策士清河八郎を演じた『暗殺』(1964)で、最後に刺客の刃に倒れるシーンの凄絶さは鳥肌モノ。

そうそう、清楚で美しい夏目雅子主演『鬼龍院花子の生涯』(1982)でもヤクザの顔役で出ていたし、『日本沈没』(1973)で総理大臣を演じたと思えば『宇宙からのメッセージ』(1978)では銀河連邦大統領(!)を演じていた。軍人や政治家、親分など大物が似合う残り少ない役者のひとりであった。殘るは三國連太郎と鈴木瑞穂くらいなものだろうか。

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» キイハンター [気ニナルコトバ]
『キイハンター』は、TBS系列で1968年4月から1973年4月まで放送された人気推理アクションドラマです。全262回。そのコンセプトは少し形を変えて『Gメン'75』に引き継がれました。丹波哲郎演じる黒木鉄也を中心とする国際警察の特別室(室長は仲谷昇演じる村岡だがたまにしか出ない)のメンバーが様々な事件の解決に取り組むもので、当初はスパイアクション的な路線を指向していたようであるが、次第�... [続きを読む]

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