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中国大陸走馬観花記之一

夏休みを利用して北京〜天津に行ってきた。
今回は独り旅ではなく老いたる母を連れての旅行。母は戦時中、当時の中華民国河北省天津市に住んでおり、終戦後に天津から引き揚げ船で帰国したので、いつか天津を再訪したいと言っていたのである。北京ならともかく天津というところは観光地ではないのでツアーもない。だから個人旅行で行くしか方法はない。だんだん歳をとってきて無理も効かなくなるし、そもそも漢語が喋れない。そこで多少なりとも漢語を操ることができる愚息をガイド役に、これ幸いとばかり天津再訪とあいなったという次第である。

初日は成田エキスプレスで空港へ。さすがに帰国ラッシュは峠を越しているようだが、それでもかなりの混雑である。まあいつもはこんなもんなんだろうな。早めにチェックインを済ませ、しばらく和食にはありつけないからと、空港内の食堂で鉄火丼を食べる。午後3時のフライトが30分ほど遅れる。まあ中国だからしかたがない。かつては中国と韓国の国交がなかったため、北京行きの飛行機はいったん南下して上海あたりを経由していたので、かなり時間がかかったと記憶している。やはり朝鮮半島の上空を飛ぶのは抜群のショートカット。朝鮮半島の上を飛べば早く着くのになあ、などと友人とぼやいていた頃が懐かしい。

ぼんやりとしているうちにやや曇りがちの北京首都国際機場に到着。実に18年ぶりの訪中である。おぼろげな記憶のなかの北京空港は薄暗くて古くさい建物だったが、さすがに18年の歳月を経て明るく近代的な空港に変貌していた。日本の空港係官より数段厳しい表情の係官に入国を許される。空港からタクシーに乗ってホテルへ向かう。曇りがちと思っていたがやはりけっこうな塵埃が舞っているようだ。2008年の北京オリンピックを控え、あちらこちらで急ピッチで工事がおこなわれているという情報を北京在住の知人から聞いていたとおりだ。何しろ中国は世界に冠たる環境汚染大国。もともと乾燥しているうえに黄砂が降りそそぐ量が年々歳々増えている。ホテルに着いたらまずはうがいだ。

東四十条の北京港澳中心瑞士酒店(SWISSOTEL BEIJING)に到着。ヨーロッパ資本の高級ホテルらしく立派な建物だ。なにしろ私はリュック担いでの独り旅専門なので、行き当たりばったりの中級ホテルに飛び込むのが常。やはりスポンサーがいると旅のランクも違う。明後日の天津行の列車の切符を買わねばならないところでA嬢登場。彼女は私の北京在住の友人B嬢の老朋友。私たちが泊るホテルがたまたまA嬢の勤務先だったので、B嬢から「日本から来る妖しい男とその御母堂をよろしく世話するように」と言い付かっていたという。いやはやなんとも申し訳ない。さっそくA嬢は事務室に交渉してくれて、天津行きの切符は別フロアのカウンターで無事受け取ることができた。謝謝! 部屋の窓から見える北京の夜景は18年ぶりという時間差もあってか、明るく賑やかに見えた。


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コメント

記憶もおぼろげですが、私も行ったんですよね。もう20年も前かぁ。朝霧の立ち込める天安門広場で“たま”とおどけて写真を撮ったっけ…中身は今もあんまり変わって無いんですけどぉ~。
五輪前の慌しさ騒がしさはウチの実家付近の比じゃ無いでしょうね。だって中国だもん。
どう始まって、どう終わるのか…今から楽しみでゾクゾクしちゃいます、北京オリンピック。

つたえつ様

朝霧の立ち込める天安門広場、ときましたか。北京に限らず早朝の中国の街って雰囲気あったよね。

北京オリンピックに賭ける中国の意気込みは凄いよ。国威発揚にビジネスチャンス、ほんと市民の鼻息荒いです。それにしても古い街並をどんどん壊すのはいかがなものか。なにしろある日とつぜん「この通りの家はいついつ取り壊す」という当局の布告が出て、ぼんやりしてるとほんとに壊しはじめるんだってさ。さすがに住民からの抗議も殺到しているようです。

あ、そうそう北京オリンピックを「北京奥運(Bei3 jing1 ao4 yun4)」って言うといかにも中国通ですよ(笑)

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