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熱海の海岸、散歩して(2)〜秘宝館の魔手

駅前から路線バスに揺られて熱海港で降りると初島や大島への汽船発着所があった。船で大島へ行くというのもいいなあ。いつか行ってみよう。江利チエミ主演のミュージカル映画『ジャズ娘誕生』(1957)、大島の椿油売りの江利チエミは旅回りの一座と知り合い、ひょんなことからジャズ歌手としてデビューすることになる。あの映画に出てくるのどかな雰囲気はいまでも残っているのだろうか。

小腹が空いたので釣舟宿が経営する葭簾張りの食堂に入り、生ビールと鯵のたたきで一杯呑む。だいたいこういうところは値段が高いのだがまあそれはよしとしよう。生ビール1杯650円、サザエつぼ焼き1000円、定食は1200円〜1700円。安くしようと思えばもっと安くできるのだろうが、たぶん地元の公定価格があるのだろう。抜け駆けはダメなのね。

岬の突端が山になっていてその上に聳え立つのは熱海城。店を出るとすぐ近くにロープウェイ乗り場がある。そしてロープウェイに乗って何処に着くかというとごぞんじ熱海秘宝館(笑)。あちこちの食堂には秘宝館の割引券が無造作に置かれている。うーん、安っぽい。ビールと鯵のたたきで良いこんころもちになって、そうかあ秘宝館かあ、いっちょう行ってみっかあ、などと思うが、ふとわれにかえって考えた。

だいたい秘宝館というところはグループ旅行で「おお秘宝館! いいねえ行ってみるかあ」「やだあ、スケベなんだからあ」「そういえばむかし行ったことあるなあ」「あたし行ってみたい!」「行ってみよう行ってみよう」というマヌケなノリで行くところである。またはアベックで「秘宝館に行ってみようよ」「何それ、やだあそんなとこお」「まあまあいいじゃないか、フフフ」などとバカ面さらして行くところである。間違っても男独りで行くところではない。しかも片道350円のロープウェイに乗って行くのである。

そうか、このあたりの店で新鮮な魚で一杯やっていると、秘宝館の割引券が手に入り、すぐそばにロープウェイがあって、ふらふら乗り込むとそこは秘宝館、という仕掛けか。うーん、おそるべし熱海、おそるべし秘宝館。危うく人間としてダメになるところだった。よかったよかった。

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※山頂に聳える熱海城と熱海秘宝館(左上の緑色の建物)、ロープウェイただいま運行中。

ダメ人間にならずに済んだところでマリンスパ熱海という施設に入る。ここはプールと温泉に入れるようになっていてもちろん私は温泉に向かう。熱海湾を一望に見渡せる湯舟に浸かりだらだらし、湯上がりにロビーに行くとマッサージチェアがあった。100円払って思いきりマッサージしてあまりの気持良さに涙が出てきた。

ついでに中国式足裏マッサージ機という珍なるシロモノにチャレンジ。中国式というキャッチコピーがなんともインチキくさいが、それでもよく考えたものだと思う。足裏のツボをいちいち押したり器具を踏んだりするのが面倒だから、いっそのこと電動式にすればいいのでは、と思いついたのだろう。機械に両足を突っ込んで100円入れると足裏のツボをグイグイ押してくれて、最初は痛かったが慣れるとこれが気持良くてまた涙が出てきた。それにしても良いオトナが情けない。やはりダメ人間なのかもしれない。

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