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沖縄食堂二題

 連日八時九時まで残業しているといい加減腹が減ってくる。この時間になると集中力もやる気も失せてくるし、これ以上遅くなると路線バスが無くなってしまい、最寄りの駅迄トボトボと歩くことになる。まあ歩いても30分くらいなのだからどうってことはないが、やはりバスに乗って駅迄行きたいというのが人情だ。

 今日も疲れた身体を引き摺ってバスに乗り終点の駅で降りた。今日はこのへんで何か食べて帰ろう。そうだ、ひさびさにG亭に行って焼肉定食を食べよう。昭和三十年代を彷彿とさせる街の食堂で、美味しくもなくかといって不味くもない。コンクリート打ちっぱなしの床と安っぽいテーブルにパイプ椅子。マンガ雑誌が無造作に置いてあるという、由緒正しい学生街の食堂なのだ。私のように十数年来の客であっても、ベタベタ話しかけてくることもないオヤジが良い味出している。寒風吹き荒ぶ駅前の道を歩いてG亭を目指す。あそこは水曜日が定休日だから今日は開いているはずだ。ところが、なんと灯が消えている。とうとう潰れたかあ? まさかそんなことはないだろう。臨時休業かあ、しょうがねえなあ。同じく学生御用達のT食堂も、外観が怪しい老舗の中華食堂N楼も閉まっているし、定食屋Wはとっくに潰れちまったし、あとは牛丼屋くらいしかないけど行きたくないなあ。

 落胆していると、露地の入り口に「沖縄そば」という幟が風にはためいているのが目に入った。「はて、こんなところに沖縄料理屋なんぞあったっけ?」ふらふらと露地に入っていくと、なんといつ出来たのか目の前に沖縄居酒屋が出現した。もう別の店を探すのもめんどうなのでここに入ってみた。わりと広いが客はチョボチョボしか入っていない店内には島唄が流れている。オリオンビール(しかも中ジョッキ)、ゴーヤチャンプルー、沖縄珍味三種(スクガラス、豆腐よう、ゴーヤのピクルス)、ソーキそば。値段は安くはないが、それだけまともということなのだろう。カリー春雨(泡盛の銘柄です)を追加して豆腐ようをつまみにちびちび呑む。私は豆腐ようが大好きなので嬉しい。泡盛に合うし酒のツマミとしては最高の部類に入る。仕上げのソーキそばにコーレグース(高麗胡椒:沖縄唐辛子の泡盛漬け)をドバドバかけて、あまりの辛さにヒーハーと喘ぎつつ食べる。店のオネエチャンに聞いたら、この夏に開店したばかりだという。ちっとも知らなかった。料理の味付けなど沖縄育ちのA妹に評価してもらいたい店である。

 新宿に行くとたまあに寄るのが沖縄そば『やんばる』だ。新宿駅からスタジオアルタの隣、みずほ銀行ビルの角を折れて露地に入り、熊本ラーメン桂花の対面、繁華街の四つ角に『やんばる』はある。オレンジ色の目立つ看板と言えば、ああ、あそこか、と思い出す人も多いだろう。ゴーヤチャンプルー定食、ソーキそば、ラフティー丼、オリオンビールにシークワーサージュース。代表的な沖縄料理が食べられるファストフード店だ。これが正しい沖縄の味なのか、味はまあまあなのか、沖縄育ちのA妹にいっぺん聞いてみようと思っているのだが、いまだにちゃんと聞いたことがない。ここでもソーキそばにコーレグースをドバドバかけて、あまりの辛さにヒーハーと喘ぎつつ食べるのがやめられない。

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