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おんがくのよろこび

 帰宅したら郵便受けにCDが入っていた。

 学生時代からの友人である彼女はアマチュアオーケストラのヴィオラ奏者として活躍していたのだが、結婚〜出産〜子育てとまっとうな(少なくとも私よりはよほどまともだ)人生を送っている。マイクを握れば玄人はだしでしかも酒呑み、カマドウマ(通称ベンジョコオロギ)には滅法弱いという明るく楽しい女性。こどもが成長するにつれてふたたびヴィオラ抱えてあちこちに出没していたが、最近ヴィオラをマンドリンに持ち替えてネオンの巷を流して回り、じゃなかった、マンドリンアンサンブルを結成して、スタジオやコンサート活動に精を出しているという。手元に届いたのは彼女たちが自主製作したCDなのだった。早速封を切ってCDプレーヤーにセットする。

 マンドリンといえば私はすぐに古賀政男、古賀メロディー、古賀政男が創立した明治大学マンドリン倶楽部、あるいはブルースマンドリンの名手、ヤンク・レイチェルといったイメージが浮ぶ。というかそれ以上浮ばない。マンドリンにもいろいろ種類があることも初めて知った。一般的に思い浮かぶマンドリン以外に、音域の低いマンドラ・テノール、さらに音域の低いマンドロン・セロ、このCDでは使われていないが最低音域を受け持つマンドローネというのもあるそうな。大きさはヴァイオリン→ヴィオラ→チェロ→コントラバスというふうにだんだん大型化する(音楽大事典で調べました)。

 だからマンドリンアンサンブルといわれても、なかなかピンとこない私ではあったが、聴き覚えのあるクラシックの名作から渋い曲まで、実に味のある演奏に仕上がっていて正直驚いた。しかも編曲まで自分たちでやっているというからまたまた吃驚。マンドリンの音がまるでチェンバロのように聴こえるのが意外だった。『ホルベルク組曲』(グリーグ)、『弦楽セレナーデハ長調作品48』 (チャイコフスキー)そして同じくチャイコフスキーの誰でも知っているあのバレエ音楽『くるみ割り人形』と、クラシックファンならずとも唸ってしまう選曲。マンドリンのトレモロの響きや軽い音色が、日本人のメンタリティに合っているのだろうか。ちょうど春の柔らかい風に吹かれて、暖かい陽の射し込む縁側で昼寝しているような気持になった。

 今日は日曜出勤だったのだが、耳の奥で『花のワルツ』がずっと流れていて優雅な気分で過ごせた。
 ありがとう、友よ。

 アンサンブル絃
『sweets 〜 the sweets of music:おんがくのよろこび』
 ※興味のある方は私にお尋ねください。

DSC00630

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コメント

ちょっとこっ恥ずかしいですが、嬉しい感想、ありがとうございます。
マンドリン業界以外の方々にも聴いて頂きたいというのもCD製作時の希望でありました。
手間暇掛けて作った甲斐がありましたよ~♪

しかし…カマドウマが嫌いな事など、よく覚えていらっしゃいましたねぇ。

えつ様

CDときどき思い出しては聴いています。
底冷えの街を歩いて帰宅したあとで聴く『花のワルツ』は暖まります。ありがとさ〜ん。

正月に長野から篠ノ井〜小諸を通って帰ってきました。
北信は吹雪に煙っておりましたよ。

今年もよろしくお願いします。

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