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前衛とは、常に前衛であり続けること

 三遊亭圓丈はいまだに新作落語のトップランナーである。

 圓丈チルドレンの春風亭昇太、柳家喬太郎、三遊亭白鳥(圓丈一門だ)、林家彦いち、若手〜中堅の新作落語家の面白さは衆目の一致するところであろうが、やはり圓丈の高座やCDを聴いているとこの異様な面白さは群を抜いている。しかも面白いだけではない。哀切きわまりない「わたし犬」やこのCDに収録されている「横松和平」の、笑いと涙を同時に包括した圓丈ワールドを凌駕する後進はまだいない。

 三遊亭圓丈落語コレクション2nd. (WAZAOGI EJ-0002)に収録されている「横松和平」は、廃業した漫才師夫婦がレポーターとして再起を目指す噺、とひとことで言うと呆気無い。かつて久米宏のニュースステーションで、朴訥とした語り口で強い印象を残した立松和平を真似て、さまざまな街頭風景をレポートの練習をする夫婦。「ねえねえ、末廣亭の楽屋からレポートしてみない?」という妻に応えて楽屋風景をレポートする夫、、、バックに流れるオカリナの音色が絶妙だ。

「いたちの留吉」は、35年ぶりに出所した男が、すっかり変わってしまった世の中にとまどうどころか、時代錯誤を顧みずに堂々と突き進む噺。バンバカチョップ〜? なんだそりゃあ?

 どちらも笑いを誘わずにおかないばかりか、不思議な感動すら覚えてしまう。

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